「調子が上がっていた」オセアニアボスが差し切り…朱鷺ステークス

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11年8月27日(土)、4回新潟5日目11Rで朱鷺ステークス(芝1400m)が行なわれ、石橋 脩騎手騎乗の6番人気・オセアニアボスが、序盤から逃げた2頭を外から差し切ってV。勝ちタイムは1:21.1(良)。

2着には1.1/2馬身差で10番人気・メイビリーヴ(牝6、美浦・松山厩舎)、3着には4番人気・トゥニーポート(牝4、栗東・加用厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたサワノパンサーは10着に敗れた。

勝ったオセアニアボスは昨年3月にオープン入り。オープン特別で2着2回、3着1回の実績を残していたが、これでオープン特別初勝利。 馬主は株式会社 グランプリ、生産者はオーストラリアのStrawberry Hill Stud。馬名の意味由来は「地名+ボス。オセアニアで購入した馬なので。」。

1着 オセアニアボス(石橋脩騎手)
「調子が上がっていたんだと思います。前走や勝利時のビデオを見て、状態が整えばオープンでもやれると感じましたよ。楽にすっといいポジションを取れ、直線の伸びも抜群。陣営からは手応えにだまされると聞いていましたが、そんな心配もいらなかったですね。馬場の傷んだ3、4コーナーを通らなかったことも、終いにつながったのでしょう」

2着 メイビリーヴ(中舘騎手)
「本来はもっと短い距離がいい。それに、かかり気味に行くタイプ。それにしては最後までよく脚を伸ばしているし、上々の内容だった」

4着 スズジュピター(柴田善騎手)
「1400mは少し忙しいのかな。流れは向いたはずだし、早めに仕掛けているのに、捕まえ切れなかったよ」

5着 リーチコンセンサス(吉原寛騎手)
「展開が厳しかった。外に出していい脚を使っているのですが」

6着 ムラマサノヨートー(的場騎手)
「よく伸びていますが、前も止らなかったですね」

9着 コスモセンサー(松岡騎手)
「ここでは負けられない実績の持ち主だけど、体ががれて放牧先から戻ってきたとのこと。具合が本物じゃなかったよ」

10着 サワノパンサー(福永騎手)
「左回りは走りづらそうだった。それに、返し馬の段階からトモに疲れを感じたよ。輸送が堪えたのかもしれない」

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オセアニアボス
(牡6、栗東・矢作厩舎)
父:Red Ransom
母:Touched By God
母父:Sunday Silence
通算成績:30戦6勝


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