【新潟2歳S】モンストール「距離延長でいい方に…」

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31日、日曜新潟11レース・新潟2歳ステークス(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、2歳新馬(新潟・芝1400m)1着のモンストール(牡2、美浦・尾関厩舎)は、横山義行騎手を背にポリトラックコースで追われ、3F53.8-38.4-12.1をマークした。

追い切りに関して、尾関知人調教師
「5ハロンの入りは遅めでしたが、乗り役さんも反応が良かったと言っていたように最後にビュッと来ていましたし、イメージ通りでした」とコメント。

「前走は仕上がりに自信がありましたけど、思った以上に鮮やかな勝ちっぷりでしたね。前走後はここを目標に、距離延長と相手強化を考えながら厩舎で調整をして来ました。診療所に協力してもらって、血液の乳酸値を測りながら残さずに調整を進めています。天候が読めませんが、金曜日には柴田善臣騎手に乗ってもらう予定です。今日の前半遅かった分、気合いをつけるぐらいの内容になるかもしれません。
この馬はブリーズアップセール出身で、しつけが良く扱いやすくて、体も丈夫なので十分鍛えられますし、教えたことをしっかりと飲み込んで成長してくれていますよ。競馬を1回使って、気が入ってしまう馬もいますが、調教を見ている分には大丈夫だと思います。
前走乗ってもらった田中勝春騎手も、『距離は問題ない』と言ってくれましたし、距離延長でペースが遅くなるかもしれませんが、押して好位につけたぐらいだったので、かえって良い方に向くと思います。もう1頭、前走後、新潟に滞在しているヴュルデバンダムも、滞在の分、体が増えるくらいですし、疲れも見えず順調に来ています。こちらも能力があると思っていますし、2頭とも良い結果になってくれるといいですね」と2頭出しで初の重賞タイトルを狙う。


ノボジュピター(古馬500万下)と併せて0.2秒先着したモンストール