ウインバリアシオン神戸新聞杯へ「爪の不安も解消」

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ダービー②着馬・ウインバリアシオン(牡3、栗東・松永昌厩舎)が放牧先から先週、栗東トレセンに帰厩。復帰初戦である神戸新聞杯に向けて調整をスタートさせた。31日の坂路で54.8-39.8-25-4-12.3を馬ナリでマークした。
騎乗した中山助手は「やるつもりはなかったのにこの時計だからね。爪がシッカリと伸びて蟻洞の不安も解消。体つきもグンと良くなったよ」とひと夏を越しての成長を肌で感じた様子。

来週の京王杯AHに向かうスズカコーズウェイ(牡7、栗東・橋田厩舎)は坂路で51秒7のタイムを計時。元々は稽古駆けする馬だが、素軽いフットワークで一叩きの効果は十分見込めそう。
「今度は中身も違うはずだし、マイルもこの馬には守備範囲」と橋田師は上積みを強調。

また、同レースに参戦予定なのがタマモナイスプレイ(牡6、栗東・南井厩舎)。こちらも同じく坂路で55秒2、ラスト1F12秒0でシャープな伸びを見せた。
「動きは良かったが、セントウルSとの両睨み。こっちだとハンデが気になる」と鶴田厩務員は前走と据え置きとなりそうな57キロの斤量に渋い表情だった。