10月2日(日)、フランスのロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(G1)に出走を予定している日本馬の調教状況について、JRAから発表された。

・ナカヤマフェスタ(牡5、美浦・二ノ宮厩舎)
・ナカヤマナイト(牡3、美浦・二ノ宮厩舎)

今日の調教状況：コワイラフォレ調教場
両馬ともダートで軽いキャンターの後、1,000m、併せ、追い切り(芝コース)

(ナカヤマフェスタ号)
【佐々木 幸二調教助手の話】
「ナカヤマフェスタが20m程先行し、ナカヤマナイトが追いかける形で進みましたが、最後まで馬体が合うことなく、単走に近い形となりました。」

【二ノ宮 敬宇調教師の話】
「ここまで強い調教を行ったのは今年初めてで、1,000mで62秒くらいの早い時計がでました。久しぶりに強い調教を行ったため、調教後は少し歩様に固さが見られましたが、特に大きな問題ではないと思います。」

(ナカヤマナイト号)
【柴田 善臣騎手の話】
「日本を出国する前に乗った時と比べ体が締まっており、すぐにレースに使えそうなくらい気合が入っている状態です。日本とは異なる芝にも上手く適応していると思います。」

・ヒルノダムール(牡4、栗東・昆厩舎)

今日の調教状況：エーグル調教場
1,400m、併せ、追い切り(芝コース)
調教パートナー：キングスキャニオン号(牡4、小林 智調教師管理馬)

【田中 博康騎手の話】
「帯同馬を2馬身程先行させ、追いかける形で調教を行いました。残り600mくらいで並びかけ、最後は半馬身先着しました。1,000mを概ね62秒から63秒で走り、良い負荷がかけられました。ここまで順調に来ていると思います。」

※ナカヤマフェスタ号、ヒルノダムール号は、フォワ賞(G2)(9月11日(日))、凱旋門賞(G1)(10月2日(日))、ナカヤマナイト号は、ニエル賞(G2)(9月11日(日))、プランスドランジュ賞(G3)(9月17日(土))、ドラール賞(G2)(10月1日(土))、凱旋門賞(G1)(10月2日(日))にそれぞれ登録しています。