【セントライト記念】ヴァーゲンザイル「まだ底を見せていない」

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14日、日曜中山11レース・セントライト記念(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、3歳500万下(5/28・東京・芝2000m)1着のヴァーゲンザイル(牡3、美浦・田村厩舎)は、坂路コースで追われ、4F53.5-39.3-25.8-12.9をマークした。

追い切りに関して、田村康仁調教師
「3頭併せの真ん中で、タイトなキツい位置から最後伸ばして2頭の間を割って入るという内容でしたけど、良い動きを見せてくれましたね。予定通りです」とコメント。

「2歳で入厩して来てから、暑い時期もほとんどずっと厩舎で頑張って来たので、前走後は1回楽をさせようということで、放牧に出ました。精神面も良くなりましたし、体も立派になって、体重は少し増えたくらいだと思います。ここを目標に調整をして来ましたが、頭が良い馬なので、稽古は少し難しいところがありますよ。上手に気持ちを乗せてあげないといけないので、調教師としてはやりがいがあるとも言えますね。
トレセンに戻って来てからは、北馬場に行ったり、ウッドチップを使ったり、いろんなコースを使って、気持ちをリフレッシュさせながら調整して来ました。前走勝ったときも、レース後の息遣いが乱れていなかったように、心肺機能はかなり高いですね。本当に良い馬だと思いますし、まだ底を見せていないので、楽しみにしています」と重賞制覇に意欲を見せる。