【セントライト記念】フェイトフルウォー「先行できればいい」

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14日、日曜中山11レース・セントライト記念(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、日本ダービー13着のフェイトフルウォー(牡3、美浦・伊藤伸厩舎)は、柴田善臣騎手を背に坂路コースで追われ、4F51.9-E-25.0-12.3をマークした。

追い切りに関して、伊藤伸一調教師
「先週水曜にウッドで走ったときは、重いかなと思いましたけど、日曜日は素軽くなりましたし、今日も良かったです。終いだけやって欲しいと指示をしましたけど、チップを入れ替えて時計がかかるなか、よく走っていたと思います」とコメント。

「春は馬の状態は悪くありませんでしたが、レースを使いながら体重が増えて成長していって欲しいというのが本音でした。ダービー後は山元トレセンで過ごして、8月末に厩舎へ戻って来ました。体は戻りましたし、状態は良いですよ。まだ重さがあるようだったら、神戸新聞杯でもいいと思いましたけど、状態は良いですし、菊花賞から逆算すると1週でも早い方がこの馬にとって良いと思って、予定通りこのレースを使うことにしました。
距離もコースも関係ない馬なので、能力を出し切れれば結果は付いて来ると思います。どんなレースでも出来る馬ですが、良い結果が出ているときは、前々で競馬をしているときなので、先行出来ればいいですね。このレースを足掛かりに、本番でも良いレースが出来れば、と思っています」と京成杯に続く2つめの重賞タイトルを狙う。