【東京記念】素質馬・テラザクラウドが5連勝で重賞初制覇!

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9月14日(水)、大井競馬場で行われた南関東重賞・第48回 東京記念(SII)(3歳上、別定(重賞競走)、1着賞金:2,200万円、ダート2,400m)は、今野忠成騎手騎乗の3番人気・テラザクラウド(牡4、大井・荒山勝厩舎)が重賞初制覇。勝ちタイムは2.33.2(良)。

2着には3馬身差で戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・マズルブラスト(牡9、船橋・川島正厩舎)、3着には2番人気・ボランタス(牡7、川崎・山崎尋厩舎)がそれぞれ入っている。

レースはキングバンブー、シルクコンダクター、マズルブラストらがリードするが、ペースはスロー。レースが動いたのは2周目目向こう正面後半で、ボランタスらがポジションを押し上げると、レースの後半1,000mは一気にペースアップ。
直線入り口ではマズルブラストが手応えタップリに先頭に踊りでたが、テラザクラウドが出走メンバー中、上がり最速の37秒1の末脚を繰り出すと、一気にマズルブラストを交わしさった。また、ボランタスは猛追をみせたが、僅か届かず3着だった。

勝ったテラザクラウドは2歳時から2勝をマークし、3歳時のクラウンC(S3)で2着、東京湾C(S3)で3着と、重賞タイトルにあと一歩届かなかったが、今春から勢いに乗って4連勝。勢いそのままに挑んだ今回は昨年の東京ダービー以来の重賞レースとなったが、見事、重賞初制覇となった。

同馬は父がゴールドアリュール、母がフリーズザクィーンという血統で、近親にはJRAの重賞ウィナーのトウカイミステリーや、アーバンストリートがいる血統。馬主は海野修太郎氏、生産者は新ひだかの高橋誠次氏。

テラザクラウド
(牡4、大井・荒山勝厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:フリーズザクィーン
母父:グルームダンサー
地方通算成績:16戦8勝

祖母に英オークス2着のフリーズザシークレットを持つ良血・テラザクラウド(写真提供:TCK)

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