アポロキングダム産駒・アポロアリーナが快勝…中山新馬

トピックス

11年9月24日(土)、4回中山5日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、柴田 善臣騎手騎乗の5番人気・アポロアリーナが優勝。勝ちタイムは1:10.2(良)。

2着には2馬身差で6番人気・クリノダイキンボシ(牡2、美浦・高市厩舎)、3着には4番人気・ドラゴンネスト(牡2、美浦・高柳厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたツクバヴァンクールは4着に敗れた。

勝ったアポロアリーナはは半姉に先週、同じ中山芝千二のコースで3連勝を決めたアポロフィオリーナがいる血統。 馬主はアポロサラブレッドクラブ、生産者は新ひだかの平野牧場。馬名の意味由来は「冠名+古代ローマ帝国の円形劇場。父名から連想」。

この勝利で今年がファーストクロップとなるアポロキングダム産駒の初勝利となった。アポロキングダム自身は、現役時代は僅か2勝にとどまったが、近親にブロードブラッシュなどがいる血統を評価されて、種牡馬入りしていた。

1着 アポロアリーナ(柴田善騎手)
「走る馬だね。格好がいいし、フットワークが良く、スピードもある。いいスタートを切れ、その後に物見をして進もうとしなかったけど、そこで脚がたまったよ。大事に使っていけば、伸びると思う」

(柴崎勇調教師)
「変なところでごねたり、気性に課題を感じていた馬。勝ち負けは考えずにどんな競馬ができるか、まずは見ようと思っていた。それがスムーズに走れ、勝ってくれたんだから、大きな収穫だね。外枠から好スタートを切れたのが良かった。距離はマイルくらいまでは大丈夫だろうし、これからの馬。今後が楽しみになったよ」

3着 ドラゴンネスト(田中勝騎手)
「終いはいい伸び。距離はこのくらいがいい。走ってきそうな馬だね」

4着 ツクバヴァンクール(蛯名騎手)
「力は出せたと思う。ダートのほうがいいかな」

5着 タケデンサプライズ(武士沢騎手)
「もう少しリズム良く走らせたかったですね。素直な馬だし、1度使えば変わりそうです」

6着 ホーホタル(後藤騎手)
「周りに気を遣っていた。レース慣れすれば変わりそう」

9着 コスモマチェドニア(大野騎手)
「背中はいいのですが。使いながらレースに慣れれば」

【このレースの全着順・払戻金はこちら】

アポロアリーナ
(牝2、美浦・柴崎厩舎)
父:アポロキングダム
母:ベルビオラ
母父:ウォーニング


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。