四方山話


どうも!美浦の古川です。

先週の当欄では鞍上の松岡正海騎手が期待する新馬としてアンノートル(土曜東京5R)をオススメしたが、そのデビュー戦で快勝。松岡のレース後のコメントで「この馬でダービーを目指す」とリップサービスが飛び出すほどこの馬には期待している。また管理する池上昌弘調教師もこの馬の素質を買っており、次のローテも決まっているとの事(レース名はオフレコ)。関係者の期待度から、今後もアンノートルの馬名は覚えておいた方が良さそうである。

何度となく当欄でも申し上げているが、私は新馬戦が好きで、馬券的にもアツくなるのも新馬戦である。新馬戦は後に重賞を獲るような素質馬と、未勝利で終わってしまう馬が一緒に走るレースで、馬体や稽古の動きなどを見れば、どの馬が馬券になるかがホボ分かる。「穴ズバッ」読者の皆さんもパドックや返し馬を実際に見て、この夏も新馬戦で競馬を楽しんでほしい。

さて、今週から福島開催が始まり、本格的な夏競馬の到来と言える。開幕週の福島にも狙ってみたい新馬がおり、是非とも注目していただきたい。土曜福島5R・新馬戦でデビューするヒハマタノボル(高市厩舎)は入厩後の稽古で跨がったカツハル(田中勝春騎手)が「これは走る」と素質を感じ取っている馬。実はカツハルの進言で2週前の東京(6/19)で下ろす予定だったが、稽古中に外傷があって福島開幕週のここまで待った形。その時点でも攻め馬の動きは良く、走る気十分だったが、この2週で更に良化している様子。ケガの事はもう心配はなく、競馬に行っても稽古通りなら勝ち負け必至だと思っている。

さらに狙ってみたい新馬がいるが、それは週末の「穴ズバッ」に取っておくので乞うご期待。