専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
この馬でキッチリと片目を開ける!
2017/1/7(土)
どうも!美浦の古川です。
正月競馬3日目となる日曜「穴ズバッ」はこの馬でキッチリと片目を開けるとしよう。
中山7R・4歳上500万下⑫スケールアップ(牡4、美浦・清水英厩舎)はムラのある成績だが隠れた実力馬。新馬戦②着後、2戦目で初勝利を挙げており、昇級初戦で②着。その時の勝ち馬が重賞勝ちを含め目下オープン3勝のグレンツェントというのだから、まだ500万クラスにいるのが不思議なくらいだ。
前走は大差でシンガリ負けとなったが「熱中症の影響」と敗因は明確で、その後放牧で立て直しを図った。今回は4ヶ月ぶりの実戦となるが「馬はリフレッシュしており、状態はすこぶる良い」と陣営。
立て直ったとなればいつまでもここら辺でウロウロしている馬ではなく、未勝利勝ちしているこの中山の舞台なら初戦から狙い撃ちたい。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。