専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
得意の舞台でイキナリから!
2017/6/24(土)
どうも!美浦の古川です。
阪神最終日には宝塚記念(G1)が開催。楽しみなレースではあるが個人的には見るレースだと思っており、馬券は東京開催の最終レースで勝負する。
東京12R・3歳上500万下に出走する⑬シトラスクーラー(セ4、美浦・高木登厩舎)は、3ヶ月ぶりの競馬となるが、勝ち鞍の全てを挙げている東京ダ1600mに向けてキッチリと仕上げてきている。帰厩後は約1ヶ月に渡って乗り込んでおり、坂路での最終追い切りでは併せ馬で気合い十分の走りを見せた。
スタートに課題があり1000万クラスでは上位に食い込めなかったが、今回は降級戦。陣営は「ゲート練習を積んできているし、例え出遅れても500万のメンバーなら何とかなる」とイキナリからの構え。乗り慣れた大野拓弥騎手に手が戻るのもプラスで、スタートさえ五分なら差し切る場面まである。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。