日曜穴ズバ

どうも!美浦の古川です。

当コラムでも何度も取り上げてきたF.ミナリク騎手は、今週で短期免許期間が終了となる。来日した約2ヶ月で9勝(2着7回)を挙げ、そのうち半分以上の4勝が身元引受である加藤征弘調教師の管理馬である。加藤征師もミナリク騎手を信頼して勝負馬に乗せることが多く、土曜中山6Rのクレヴァーパッチも2度目の騎乗でキッチリと勝利した。

最後となる日曜中山では騎乗馬8頭中3頭が加藤征厩舎の管理馬で、日曜の「厳選馬」ではその中から中山7R・4歳上500万下の⑨リフトトゥヘヴン(牡4、美浦・加藤征厩舎)をオススメする。前走は好位追走から直線に向くと力強い脚取りで前を交わし、他馬をグングンと突き放して8馬身差の圧勝。初勝利まで6戦を要したが、デビュー戦で少差の2着した馬であり、初の中山コースで能力を全解放した。

その後は休養に入り、今回は半年ぶりの実戦となるが、厩舎は「どこかが悪かったというわけではなく、ジックリと休ませて調整してきた。牧場でも乗ってきたし、帰厩後も併せ馬で負荷を掛けてきたから、初戦からやれる状態」とイキナリから勝負態勢だ。テン乗りとなる鞍上も稽古で騎乗していることから心配無用。前走の内容から500万でも即通用しそうで、ミナリク騎手がお世話になった加藤征師に勝利を捧げるであろう。