専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
人気薄馬の激走も必然のこと
2018/4/12(木)
どうも!美浦の古川です。
週末の人気コンテンツ「メガ盛り新聞」では、先々週の大阪杯に続いて「自信の◎を打つ」と申し上げた先週の桜花賞。結果は本命◎ラッキーライラックと対抗○アーモンドアイの決着となり、2018年のG1予想は4連勝。あまりにも固い決着で物足りない競馬ファンもいると思うが、今週の皐月賞(G1)は無敗の2歳王者ダノンプレミアムの回避で混戦の様相。配当妙味という面では桜花賞よりも見込め、楽しみな一戦と言える。皐月賞の「メガ盛り新聞」も相手関係までシッカリ捕まえて5連勝を狙おうと思う。
さて、先週の当コラムでオススメした土曜阪神6Rのバトルマイスターは、10番人気という低評価をあざ笑うかのような激走でクビ差の2着。岩田康誠騎手の好騎乗もあったが、初めての芝と距離短縮が良い方に出たと言える。管理する手塚貴久調教師は「前から芝を使いたかった」と言って適鞍を求めての阪神遠征でだった。
競馬ファンなら専門紙やスポーツ紙の印はを気にしながら予想をすると思うが、スッコ抜けの穴馬でも関係者が自信を持って出走させることもよくある。今回のバトルマイスターまさにそれで、人気薄ではあったが必然の激走であった。そして今週も手塚貴久厩舎からオススメしたい馬がおり、週末の「厳選馬」でお伝えする。どうぞお見逃しなく。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。