専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
鬼の居ぬ間に!?勝ち星量産
2018/8/16(木)
どうも!美浦の古川です。
夏競馬も佳境を迎え、札幌では札幌記念(G2)が行われる。昨年エリザベス女王杯を制したモズカッチャン、一昨年のダービー馬マカヒキ、昨年の覇者サクラアンプルール、さらに勢いのある4歳馬ミッキースワロー、サングレーザーなどの好メンバーが参戦。
それに合わせて有力ジョッキーも札幌入りし、日曜の新潟はM.デムーロ騎手、福永祐一騎手、田辺裕信騎手が不在である。そうなると、居残りとなる戸崎圭太騎手が大暴れする予感が漂う。
2014~16年までリーディングジョッキーとなり、昨年も2位の戸崎騎手だが、現在リーディング3位。3桁の勝ち星を挙げるC.ルメール騎手、M.デムーロ騎手には30勝以上も水を空けられており、また夏の新潟でもトップの田辺騎手に2勝差の3位と今ひとつ勝ち鞍が伸びていない状況。ライバルジョッキーがいない日曜は、いわゆる『鬼の居ぬ間』に勝ち星を量産したいところで、障害戦以外の11鞍に騎乗して勝負態勢である。
週末日曜の「厳選馬」では戸崎騎手の騎乗馬を取り上げるので、どうぞお見逃しなく。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。