専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
三日間開催は面白いネタが盛りだくさん!
2019/1/10(木)
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。美浦の古川です。
新年を迎えて気分一新、今年も皆様の馬券に直結するトレセン情報をお届けしていくので、どうぞ宜しく。
さて、先週は東西で恒例の金杯が行われたけど、京都金杯のマイスタイル(5番人気2着)はホントに惜しかった。絶好位から手応え抜群で直線へ。抜け出したときは一瞬ヤッたかと思ったが、最後は川田のパクスアメリカーナに捻じ伏せられてしまったな。
それでも久々のマイル戦、重賞であれだけやれればこれからが楽しみだろう。土曜はこの馬だけの為に遠征したカツハルも「もう少し枠が内だったら…」と悔しそうだったが、収穫も十分といった様子で笑顔も浮かべていた。今後の路線選択も含めて是非注目しておいて欲しい。
今週は月曜・成人の日も競馬があるので、三日間開催。取材する馬が多くて忙しかったけど、馬券になりそうな面白いネタを結構仕入れることができた。週末の「厳選馬」で取り上げるので、絶対にお見逃しなく!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。