専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
先週は絶好調!今週の重賞も面白い!
2019/8/8(木)
どうも!美浦の古川です。
暑い日が連日続くが、皆さん夏バテなどされていないだろうか。
先週は当コラムでも紹介した日曜の新馬2頭(新潟5R・2歳新馬のショコラブリアン、新潟6R・2歳新馬のトロワマルス)、そして日曜の新潟10R・驀進特別のサラドリームが揃って勝利。
いずれも配当的に満足できるレベルで、日曜は非常にイイ形で締めくくることができた。馬券の調子がイイと、茹だるような暑さも不快に感じないからゲンキンなもの。
それと、先週の札幌では新人の▲菅原明良騎手が2勝2着2回と存在感のある騎乗。まだ騎座が甘くて追ってからのフォームにも改善の余地がありそうだが、レベルの高い北海道シリーズで揉まれながら徐々に力をつけているのが分かる。
所属する高木厩舎とは日頃から懇意にさせてもらっているし、どこまで成長した姿で美浦に戻ってくるのか、秋の楽しみがひとつ増えた。
今週の重賞は札幌・エルムSと新潟・関屋記念。やっぱり、個人的には関屋記念のほうに食指が動くんだが、見た目以上に混戦で面白い競馬になりそうな雰囲気。馬券に直結する情報を求めて、ギリギリまで取材するつもり。
詳しくは週末の「厳選馬」で紹介しようと思っているので絶対にお見逃しなく。先週同様、イイ馬券をバシッと仕留めて、ビアガーデンで乾杯できれば最高だな。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。