専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
スピード豊富でゲートセンスも抜群!狙えるマル外!
2019/12/12(木)
どうも!美浦の古川です。
先週は阪神JFで手塚厩舎のマルターズディオサが2着に健闘し、香港国際競走の香港ヴァーズでは、尾関厩舎のグローリーヴェイズが見事な勝利。
懇意にしている厩舎の馬たちが大舞台で躍動してくれたのは嬉しい限りだ。今週の朝日杯FSでも堀厩舎のサリオスがエントリーしているし、馬券と応援に力が入る週末となりそうだな。
それと、アーモンドアイの正式な参戦も発表されたことで、来週の有馬記念(G1)も例年以上の超豪華メンバーになることが濃厚。
令和最初という記念すべき年の有馬。ファン投票上位の馬が軒並みエントリーして激突する、まさにドリームレースといっていいだろう。大ベテランの俺でもワクワクしちまうな。
巷じゃインフルエンザも結構流行ってるみたいだし、年末まで体調に気を付けて駆け抜けたいと思ってる。
最後に今週デビューを迎える2歳馬を1頭紹介しておこう。土曜の中山6R・2歳新馬を予定している外国産馬のスイ(牝2、美浦・戸田厩舎)だ。
除外で延びて仕上がり過ぎるくらいで態勢は万全。目立って速いタイムは出していないが、スピード豊富でゲートセンスも抜群。父の産駒は日本でまだ目立った結果を出していないが、この馬はひと味違うから要注目だぞ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。