専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
新馬ならチギってしまうかも!?有馬記念の資金稼ぎに!
2019/12/19(木)
どうも!美浦の古川です。
先週の朝日杯FS、堀厩舎のサリオスが堂々たる横綱相撲で2歳王者に輝いたな。まだキャリアは浅いのに古馬のような風格、来年が本当に楽しみでならない。
そして今週はいよいよ有馬記念。最後28日もあるとはいえ、もう1年の締め括りといってもいいな。
アーモンドアイの出走が決まって例年以上の豪華版となる有馬だが、ここがラストランとなる馬も結構いてどういう結末になっても盛り上がることは間違いなさそうだ。
オレの見解はまた週末の『メガ盛新聞』のほうで公開するけど、今日の夕方に決まる枠順がどうなるかってのも重要なポイント。
今日の美浦は生憎の雨なんだが、日曜は何とか天気がもって欲しいところだよな。いずれにしても令和最初のグランプリ、名勝負と呼ばれる熱戦を期待したい。
最後のおまけで今週デビュー予定の2歳馬ネタを。
土曜の中山6Rを予定しているキングスバーンズ(牡2、美浦・加藤征厩舎)だ。2歳戦での良績が目立つ厩舎にあって、この馬も評価が高い好素材。
「乗り込み十分で順調な仕上がり。かなり走れそうな雰囲気だし、新馬ならチギっちゃうかも」と師のコメントも滑らか。有馬の資金稼ぎには最適だろう。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。