専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【シンザン記念】前回は相手が悪かった!素質は見劣らない!
2020/1/11(土)
どうも!美浦の古川です。
日曜は京都でシンザン記念が行われるが、空模様がチョット心配だな。キャリアの浅い3歳馬だけに、少しでも良いコンディションで走らせたいところなんだが…。
美浦から唯一の参戦となるサンクテュエール(牝3、美浦・藤沢和厩舎)は中間もキビキビした動きを披露して仕上がり良好。前走のアルテミスSは相手(リアアメリア)が悪かっただけで、普通なら勝っていておかしくない競馬だったからな。
ルメールとのコンビで臨めるのは何より心強いし、牡馬相手の重賞でも好勝負できるんじゃないか。デビュー戦が圧巻だったルーツドールに人気が被るようなら、ソコソコ見合う配当で買えそうだしな。
中山は日曜より月曜に面白い馬が揃った感じなんだが、馬券で応援しないといけないのは中山1Rのデトロイトテソーロ(牝3、美浦・高木登厩舎)と中山11R・ポルックスSのデアフルーグ(牡4、美浦・鈴木伸厩舎)。
特にデアフルーグは陣営が自信をもってたな。「休養前は疲れが残って本調子を欠いた中でユニコーンS、JDDと強敵相手にブツけたから仕方ない結果。休養させて馬はガラッと良くなっている」とのこと。
伸び盛りの4歳馬だし、オープン特別ならアッサリ通過して欲しい好素材。強気に頭固定の馬単で3連単で狙いにいこうと思ってる。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。