専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
アースサウンド新潟ダートに君臨!
2010/9/4(土)
競馬ラボ限定コンテンツ
パドック解説でお馴染みの相馬眼だけではなく、美浦の地獄耳という異名どおりに聞き屋としても有名な当人。築き上げた超人脈を駆使し、五感とツボを刺激する穴馬をズバッとお届けします。
平成22年9月4日(土)
アースサウンド新潟ダートに君臨!
日曜札幌メーンは札幌日経オープンが行われる。オレの◎はホクトスルタンだ。前走のみなみ北海道Sは休養明けに加え、57キロのトップハンデ。結果、50キロ軽量の勝ち馬に3馬身突き放されたが、その厳しい条件の中2着は立派。やはり天皇賞・春4着、目黒記念を勝っているだけのことはある。ひと叩きされハンデ戦から別定戦と条件が替わるのは好材料。今度はキッチリ決めてくれるハズ。
相手筆頭にはモンテクリスエス。目黒記念では出遅れが痛かった。それでも0秒5差の8着だから悪くない。安定感はひと息でも、ダイヤモンドSをレコードで勝った能力は侮れない。単穴にトウカイメロディ。3歳のこの夏に本格化した。目下の充実ぶりは大きな魅力で、強力相手が揃ったここでも能力は十分通用する。この2頭を中心に馬券を組み立てたい。
本日の土曜穴ズバッは、新潟11R・1枠1番アースサウンド。前走こそ本来の姿、やはりこの馬は短距離が向いている。「この中間もビシビシやって容赦なく鍛えた。おかげでさらに中身も出来てきた」とくれば、ここでも十分通用する。「ダートならオープン級という評価をしていた馬。シッカリ仕上げた前走があの強さ。もともとこの新潟コースは得意としているし、クラスが上がってどうこうはないからね。引き続き期待できると思うよ」ときゅう舎サイド。ここに懸ける意気込みは半端ではない。
相手は、⑨アウトクラトール、⑧ファイナルスコアーを本線。
⑩カルナバリート、⑪トーホウドルチェが押さえ。
次回の更新は金曜午後5時を予定しています。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。