専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【土曜勝負レース予想】厩舎も「負けません!」と強気一辺倒!
2020/1/24(金)
オレのホーム中山も今週まで。来週からは東京開催になるんだよな。ビシッとイイ馬券を仕留めて、気持ち良く開催を締め括りたいところだ。
土曜のメインは3勝クラスのアレキサンドライトS。
前走2着のリワードアンヴァルが武豊騎乗もあって人気を集めそうだが、逆転を期待するのがフィードバック(牡4、美浦・鈴木伸厩舎)だ。
まだキャリア5戦で昇級戦になるんだが、前走の勝ちっぷりが一皮剥けた強さで相当なインパクトだった。まだ底らしい底を見せておらず、ここもノンストップで突破しちまうんじゃないかな。
鞍上ノリの評価は高いし、厩舎サイドも「負けません!」と強気一辺倒だった。同じ4歳で実績はリワードのほうが上でも、潜在能力と伸びシロでは一歩もヒケを取らないと思うゾ。
朝から買いたいレースが結構あるんだが、妙味という点で注目なのが中山3Rのニシノハヤシゲル(牡3、美浦・矢野英厩舎)。初戦は砂を被って全くダメだったが、能力は間違いなくある馬。ブリンカー着用でポンと先行できればガラリ一変があってもおかしくない。
中山8Rのナリノメジャー(牝6、美浦・上原厩舎)も含めて資金造りにして、メインレースでズドンと勝負しようと思ってる。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。