専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【フィリーズレビュー】前走は決して恵まれた訳じゃない!
2020/3/14(土)
どうも!美浦の古川です。
いやぁ土曜は寒くて寒くて参った。最初はミゾレだったのに、あれよあれよという間に本格的な雪。特に芝を使う馬たちは可哀そうなくらいだった。
それと、阪神SJのオジュウチョウサンは、石神から聞いていた感触通りの堂々たる横綱相撲。さすがのレコード勝ちだったな。今年は障害に専念するって話だし、オジュウ政権の完全復活だろう。
リアルな馬券が買えないので財布を温めることはできないが、明日もバシッと決めて来週の3日間開催に弾みをつけたいところ。日曜の重賞2つも絶対見逃しちゃダメだぞ。
【日曜阪神11Rフィリーズレビュー(G2)】
<本命馬>
ここは最内枠を引いたカリオストロ(牝3、栗東・加用厩舎)のスピードを信頼。暮れの万両賞が逃げてワンサイドのレコード勝ち。前半結構なペースを刻んだのに終いもキッチリとまとめていたから、決して恵まれた訳じゃない。
桜花賞切符を獲れば、同型のレシステンシアにとって目の上のタンコブになるかもしれないゾ。
<激走候補>
唯一の3勝馬ケープコッド(牝3、美浦・高柳瑞厩舎)は一息入れて好仕上がり。ファンタジーSでは7着に敗れているんだが、追走に手間取っていた前走をみると今なら千四くらいがドンピシャだと思う。
陣営も「どこからでも競馬ができるし、とにかくポテンシャルが高い。チャンスは絶対ある」って、随分色気をもっていたからな。ミルコの手綱で一発があるかもしれない。
【日曜中京11R金鯱賞(G2)】
<本命馬>
ここは有馬記念以来の休み明けでもサートゥルナーリア(牡4、栗東・角居厩舎)の力が抜けてる。今週は坂路で50秒を切る破格のタイムを楽々叩き出してたし、いきなり動ける態勢が整ってる。この相手に左回り云々の言い訳は許されない。
<激走候補>
ラストドラフト(牡4、美浦・戸田厩舎)の前走AJCCは4角で大きく外に振られるロスがあったけど、諦めずに伸びて3着。「最近は落ち着きが出て掛からなくなった。1頭強いのがいるけど他には負けたくない」って厩舎サイドは充実ぶりを強調してた。外人から乗り替わる隼人も燃えるだろうし、スムーズな競馬なら一発があっていい。
いやぁ土曜は寒くて寒くて参った。最初はミゾレだったのに、あれよあれよという間に本格的な雪。特に芝を使う馬たちは可哀そうなくらいだった。
それと、阪神SJのオジュウチョウサンは、石神から聞いていた感触通りの堂々たる横綱相撲。さすがのレコード勝ちだったな。今年は障害に専念するって話だし、オジュウ政権の完全復活だろう。
リアルな馬券が買えないので財布を温めることはできないが、明日もバシッと決めて来週の3日間開催に弾みをつけたいところ。日曜の重賞2つも絶対見逃しちゃダメだぞ。
【日曜阪神11Rフィリーズレビュー(G2)】
<本命馬>
ここは最内枠を引いたカリオストロ(牝3、栗東・加用厩舎)のスピードを信頼。暮れの万両賞が逃げてワンサイドのレコード勝ち。前半結構なペースを刻んだのに終いもキッチリとまとめていたから、決して恵まれた訳じゃない。
桜花賞切符を獲れば、同型のレシステンシアにとって目の上のタンコブになるかもしれないゾ。
<激走候補>
唯一の3勝馬ケープコッド(牝3、美浦・高柳瑞厩舎)は一息入れて好仕上がり。ファンタジーSでは7着に敗れているんだが、追走に手間取っていた前走をみると今なら千四くらいがドンピシャだと思う。
陣営も「どこからでも競馬ができるし、とにかくポテンシャルが高い。チャンスは絶対ある」って、随分色気をもっていたからな。ミルコの手綱で一発があるかもしれない。
【日曜中京11R金鯱賞(G2)】
<本命馬>
ここは有馬記念以来の休み明けでもサートゥルナーリア(牡4、栗東・角居厩舎)の力が抜けてる。今週は坂路で50秒を切る破格のタイムを楽々叩き出してたし、いきなり動ける態勢が整ってる。この相手に左回り云々の言い訳は許されない。
<激走候補>
ラストドラフト(牡4、美浦・戸田厩舎)の前走AJCCは4角で大きく外に振られるロスがあったけど、諦めずに伸びて3着。「最近は落ち着きが出て掛からなくなった。1頭強いのがいるけど他には負けたくない」って厩舎サイドは充実ぶりを強調してた。外人から乗り替わる隼人も燃えるだろうし、スムーズな競馬なら一発があっていい。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。