どうも!美浦の古川です。

先週土曜の東京4Rで差し切り勝ちを果たしたソーヴァリアント(美浦・大竹厩舎)だったが、尿検査で禁止成分のカフェインが検出されたというショッキングなニュース。

6年前の2014年12月にも、中山競馬の新馬戦で1着入線したピンクブーケの尿からカフェインが出て、失格処分となった出来事があった。

あのときはトレセン内で販売されていた飼料添加物が原因。今回はどういった経路で検出されたのか捜査結果を待つしかないが、美浦でまたこんな事件が起こるとは残念でならない。

「何者かによる人為的な混入」なんて噂もあるようだが…。

さて、土曜は阪神ジャンプSで戦列復帰を果たすオジュウチョウサンも見逃せないが、東京メインのダートG3武蔵野Sが馬券的にも楽しみ。

勝つチャンスのある馬が五指に余る混戦メンバー。俺はあの馬の勢いを買って、高配当の長打狙いで思いっきり振り回す算段だ。

【土曜東京11R 武蔵野S】

<本命馬>
オレの本命は3歳馬ケンシンコウで攻めてみたい。

初めての古馬相手だけに越えるべきハードルは決して低くないんだが、ユニコーンS(3着)、レパードS(1着)という世代限定重賞で見せたパフォーマンスがインパクト大。

まだ神経質な面があって精神的には完成途上だが、気分良く運べたときには先行しても差しても破壊力抜群。

こういうタイプは人気になって無難な競馬を強いられるより、気楽な立場で思い切った戦法をとれる時のほうが結果を出す。人気にならない今回までなら、一本釣りの値打ちアリだ。

<激走候補>
前走が今までにない先行策でOP勝ちを果たしたレピアーウィットだが、ここに入っても侮れないゾ。

以前はゲートが不安定で揉まれるとサッパリ。アテにならないムラ馬タイプだったんだが、正攻法から差し返す形なんて今まで想像できなかった競馬。

広い東京コースで外目の枠と条件はドンピシャ。美浦屈指の手腕を誇る堀厩舎をして「申し分のない抜群のデキ」といわしめる“目イチ”ムードだけに、一発があっても全く不思議はない。