どうも!美浦の古川です。

土曜のホープフルSはオレも本命に期待したダノンザキッドが危なげない勝ちっぷり。距離延長も初のコーナー4つもソツなくこなしてくれていた。

まだまだ伸びシロがありそうな雰囲気ながら、競馬に行けば鞍上のコントロールにシッカリ従う賢さも兼備。来春のクラシック路線が大いに楽しみになったな。

ビックリしたのは、ランドオブリバティが4角で外に逃避。競走中止となってしまったこと。コース経験はあったんだが、若駒の難しさを改めて思い知らされた。

さて、日曜はいよいよオーラス、GP有馬記念。色々なことがあった2020年だが、「終わり良ければ…」と納得できるかどうかは有馬の結果次第。

ホープフルS同様、本命選びには一切迷わなかったので、相手をシッカリ拾い切れるかどうか。フェアで激しい熱戦を期待しつつ、自分の予想通りのフィナーレを熱望せずにいられない。

来年の競馬がどうなるか今の感染状況だと楽観できないが、皆さまも年末年始は十分お気をつけてお過ごし下さい。1年間お付き合い頂き、どうも有難う。

【日曜中山11R 有馬記念】

<本命馬>
強力な牝馬が複数いるが、オレの本命はフィエールマン

天皇賞春で連覇。その後一息入れたが、前走の天皇賞秋でもさすがの末脚を披露してくれた。

3歳で菊花賞を勝ったときも「古馬になったらもっともっと強くなる!」と陣営は晩成タイプを強調したが、その言葉通りキャリアを重ねながら逞しさを増している。

一叩きでココは予定通りのローテ。体の張りが抜群で、程よい気合で申し分ないデキ。年長牡馬の意地を見せ付けてくれそうだ。

<激走候補>
実績上位の牝馬が人気を集めそうなムードだが、一発を警戒したいのはワールドプレミア

今年より遥かにメンバーが強力だった去年の有馬で、フィエールマンに先着しての3着。

斤量とか展開のアヤもあったにしろ、初コースにも動じることなく格上相手に食い下がった経験は大きな強み。

フィエールマン同様、休み明けのジャパンカップを叩き台に、ココが大目標という理想的なローテ。百戦錬磨の鞍上とのコンビ熟成度も加味すれば、大仕事をやってのけられても驚けない。