専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
東京9Rは、叩き3戦目のアノ馬がキッチリ決める!
2011/2/6(日)
競馬ラボ限定コンテンツ
パドック解説でお馴染みの相馬眼だけではなく、美浦の地獄耳という異名どおりに聞き屋としても有名な当人。築き上げた超人脈を駆使し、五感とツボを刺激する穴馬をズバッとお届けします。
平成23年2月6日
東京9Rは、叩き3戦目のアノ馬がキッチリ決める!
日曜京都メーンは、きさらぎ賞(G3)が行われる。過去10年で6頭がダービーで連対。ここ数年、このレースがダービーに最も直結するレースとして注目されている。オレが狙ってみたいのは、シンザン記念でメンバー中最速の上がり33秒5で伸びたオルフェーヴルだ。出遅れ癖は相変わらずだが、先行馬有利の流れをものともせず2着に追い込んだレース内容は高く評価したい。1週前の坂路では自己ベストの51秒台を叩き出し、デキも絶好。芝も差しが利き始め、この馬の末脚が存分に発揮できるとみた。
相手は広くて直線の長い京都外回りが合いそうなギリギリヒーロー、ラジオNIKKEI杯2歳Sで3着したコティリオン、大型馬で上積み見込めるウインバリアシオンの3頭が馬券の中心となる。
日曜穴ズバッは東京9R・箱根特別(芝2400m)。この相手なら力上位は明らか。今度こそ6枠10番が決める!「前走は4キロ増で多少太目が残っていた。レースに行っても気持ちが入りすぎてしまったあたりが影響したのかもしれない。それでもキツイ流れを先団で運んで上々の粘りを見せていたし、やはりこのあたりのクラスなら素質も能力も上だと再認識。上積みが見込める今回は、正直負けられないぐらいの気持ちでいる」ときゅう舎サイド。ここは真価発揮の場だろう。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。