調教ビフォーアフター馬
◎レディマリオン
(牝3 栗東・長谷川厩舎)

今週水曜の追い切りが圧巻。雨の影響で「重」まで悪化した栗東坂路で自己ベストを1秒近く短縮。前半から飛ばしても傾斜がキツくなるゴール前で加速ラップを刻み、ラスト1ハロンは衝撃の11秒9を叩き出しました。

参考までにレディマリオンと同じく長谷川厩舎の管理馬で、現役の看板馬ナムラクレアが22年フィリーズレビュー2着時に出した栗東坂路の最終追いが、レースでも騎乗した浜中騎手が乗って良馬場で4ハロン51秒3-1ハロン11秒6(馬なり)になります。

BEFORE (前走:未勝利戦1着)
当週 栗東坂路(良)
53.5 38.6 24.7 12.4 馬なり
AFTER (今回:フィリーズRの中間調整)
当週 栗東坂路(重)
51.9 38.0 24.3 11.9 強め

比較として今回のレディマリオンには元ジョッキーで、助手と比べて比較的体重の軽い長谷川師が自ら騎乗。また手応えや馬場状態も異なるとはいえ、それでも現重賞4勝馬の当時に勝るとも劣らないパフォーマンスを披露したのは注目に値します。

同馬は未勝利を勝ったばかりの1勝馬ながら、現時点で調教の動きはオープン級。前走1800mから1400mへの距離短縮でレースの流れに戸惑わなければ好走は必至で、仮に今回不発でも次走以降に激走の期待大の調教注目馬です!

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