金曜更新の攻略レポート『人気薄でもバンバン来る！「前走ワケアリ」の逆転候補』でもお伝えしたとおり、モリアーナは当初予定していた大阪杯を賞金不足で無念の除外。翌週の阪神牝馬Sへ1週スライド出走を余儀なくされていました。

その影響により中間の調整にも狂いが生じた様子。賞金上位馬が回避すれば滑り込みで出走できそうな立場とあって、大阪杯週に行われた1週前追いでは除外の可能性を見すえつつ攻めをセーブ。終い重点の調教を強いられていたのをご存知でしょうか？

BEFORE （前走：阪神牝馬S3着）

1週前 美浦ウッド（稍重）
87.9	69.8	53.2	37.3	23.5	11.3	馬なり

AFTER （今回：ヴィクトリアマイルの中間調整）

1週前 美浦ウッド（重）
80.7	65.1	50.6	36.6	23.4	11.3	馬なり

今回のヴィクトリアマイル1週前追い時計と比較すれば、違いは誰の目にも一目瞭然。体重の軽い武藤雅騎手(レースでは横山典騎手)が乗っていたとはいえ、重馬場のウッドで持ったまま5ハロン65秒1の好時計。しかもラスト1ハロン11秒3と抜群の切れを披露しました。

これだけ動けば武藤師が「結果出るぐらいの自信の仕上げにはなっている」と、公式会見では超異例の強気発言でデキの良さを強調したのも納得。調教の動きは人気を二分するであろうナミュール、マスクトディーヴァをも凌駕しており、要注目の存在となります！

今春のG1は高松宮記念1着マッドクール(6人気)、大阪杯1着ベラジオオペラ(2人気)、天皇賞・春1着テーオーロイヤル(1人気)と当コーナーで紹介した好調教馬が快勝！

1週前追いの美浦ウッドでモリアーナを上回る、「ラスト1ハロン10秒9」を叩き出したヴィクトリアマイルの調教ビフォーアフター馬をメルマガで限定配信します。ご登録のメールアドレスから是非チェックしてください！

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