調教ビフォーアフター馬
◎ララクリスティーヌ
(牝5 栗東・斉藤崇厩舎)

連日35度超えの猛暑により、体調を崩す馬が続出した今年の夏競馬。先日のスプリンターズSでメルマガ限定配した2着マッドクール(6人気)も、単勝1倍台の断言人気に支持された7月のCBC賞では見せ場なく9着に敗れていました。

今回当欄で取り上げるララクリスティーヌは、1番人気に支持された前走の関屋記念9着敗退。レース後に騎乗した菅原明騎手も、「勝負所でいつもの反応が無かったです」とクビを傾げていたほどで、体調面に問題があったのは間違いないでしょう。

BEFORE (前走:関屋記念9着)
1週前 栗東ウッド(良)
84.5 68.2 52.7 37.0 22.8 11.4 一杯
AFTER (今回:スワンSの中間調整)
1週前 栗東ウッド(良)
81.2 66.7 52.3 37.2 23.1 11.6 強め

長かった残暑が終わりようやく秋本番を迎えたこの中間は、調整しやすい気温になったことで調教の動きが良化。前走時との比較でも5ハロンで1秒5速い時計をマークしながら、手応えにはまだ余裕があったのは見逃せません。

さらに今週の最終追いでは、栗東ウッドの好調教パラメータであるラスト1ハロン11秒台を切る10秒9をマーク。調教の動きから10番人気で2着に激走した昨年を上回る走りが期待できます!

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