調教ビフォーアフター馬
◎ミカエルパシャ
(牡2 栗東・橋口慎厩舎)

デビュー前から格上の調教パートナーを毎週のように圧倒していた素質馬。7月の中京新馬戦では直線ノーステッキで後続を突き放し2馬身半差の快勝。この結果を受けて来春の3歳牡馬クラシック登竜門となる東京スポーツ杯2歳Sに駒を進めて来ました。

現時点で1勝クラスの馬では相手にならないのか、中間は調教パートナーを古馬3勝クラスに大幅強化。ところが1週前追いの栗東ウッドでは懸命に食い下がる格上馬を子供扱い。約4馬身追走してゴール前では逆に約3馬身突き放す圧巻のパフォーマンスを披露しています。

BEFORE (前走:新馬戦1着)
当週 栗東坂路(良)
53.0 37.8 24.5 12.5 馬なり
AFTER (今回:東スポ杯2歳Sの中間調整)
当週 栗東坂路(良)
51.9 37.6 24.2 11.9 馬なり

さらなる衝撃は坂路に舞台を移した最終追い。橋口慎師が「思ったより時計が速くなりましたが全く無理していないですからね」と強調したとおり、文字どおり唸るような手応えで新馬戦1着時の全体時計を大幅に短縮。持ったままラスト1ハロン11秒9をマークしました。

橋口慎師の発言からもわかる通り、東京までの長距離輸送を控えた今週に速い時計を出す意図はなく、あくまでこれは“状態が良すぎる”ために出てしまった副産物。年齢や性別は違えど先週のエリザベス女王杯を快勝したブレイディヴェーグを彷彿とさせる動きだけに要注目です!

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