「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 5月5日 東京11R NHKマイルC(G1)
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本命馬◎アスコリピチェーノ(1人気) 2着
土日の重賞まとめてゲット!
- 5月4日 京都11R 京都新聞杯(G2)
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お宝馬$ジューンテイク(8人気) 1着
これぞ血統ハンティング!
【中山記念】前哨戦ならではの
2017/2/25(土)
日曜中山11R 中山記念(G2)(芝1800m)
◎$本命馬&お宝馬 |
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②マイネルミラノ (牡7、美浦・相沢厩舎、柴田大騎手) |
大阪杯の昇格により、より前哨戦色が濃くなった中山記念。大半の有力馬はこの後が本番であり、メイチではない。最初はドバイに登録あっても本線はこちらと思っていたネオリアリズムとも思ったが、さすがに大型馬の海外帰りの休み明け、最内枠に入ったことも含めて本命は打てないと判断した。またここで勝って大阪杯に出たいツクバアズマオーは、金杯組のここでの成績が悪いことが気になる。拙著でもそのことを指摘しているので、本命までは打てない。
ならばモチベーション的に、この後に本番が控えていない②マイネルミラノの逃げ切りに期待した。中山中距離なら季節問わずステイゴールド産駒、実績馬に付け入る隙がある今回なら、あれよあれよのシーンを期待したい。パワーの要る連続開催開幕週の芝も大きなプラスとなりそうだ。本命兼お宝馬に指名する。
相手上位は⑦アンビシャス、④リアルスティール、⑧ツクバアズマオー。押さえで①ネオリアリズム、③ヴィブロス、⑨ロゴタイプ。3着なら⑩ヌーヴォレコルトも。人気薄から入るので手広く。
なお人気薄から行くので、3連系馬券の3列めは、この頭数なら総流しでもいいだろう。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。