- 4月21日 東京11R フローラS(G2)
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本命馬◎アドマイヤベル(2人気) 1着
土曜も日曜もヒット連発!
- 4月20日 福島11R 福島牝馬S(G3)
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本命馬◎コスタボニータ(1人気) 1着
勝ち切る1頭をガッチリ評価!
【クイーンカップ】ディープのスキを突く
2018/2/11(日)
月曜東京11R クイーンカップ(G3)(芝1600m)
◎本命馬 |
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⑥テトラドラクマ 牝3、美浦・田辺騎手、小西厩舎 |
共同通信杯は、自分としてはなんともモヤモヤした結果。◎ゴーフォザサミット、なんだかよそ行きの競馬に見えた。いつものように自分のレースをしていれば、おそらく2着はあったのではないか。上がり最速で猛然と追い込んだとはいえ、何とも残念。伸びていないグレイルとは訳が違う。
月曜は、もう一度田辺騎手を信じる。⑥テトラドラクマだ。
ご存知のように、当コラムでフェアリーSを取り上げた時にも本命にした(当時は石橋騎手)。ただ出遅れと、小回りの大外枠のためになし崩しに脚を使ってしまい、直線も決してバテてはいないのだが、流れ込むだけに終わってしまった。今回は出色の未勝利勝ちを収めたコースに戻る。
今開催の東京芝1600m、1800mは、不思議とディープインパクト産駒が勝てずに、ヒモを量産している。こんな現象は珍しいことで、このスキを突いて、馬力に勝る配合のこの馬に、堂々の好位押し切りを期待したい。以前も書いたが、近親にシーキングザパール、シーキングザダイヤのいる良血。実績は断然マウレアだが、素材は勝るとも劣らないものだと判断している。
$お宝馬 |
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①ナラトゥリス |
本命馬と同じルーラーシップ産駒。そして、前走赤松賞で、上がり最速でマウレアに0秒1差3着と迫っていながら、なぜか前売り人気が全くない。これは理解に苦しむ。マウレアを買うなら、この馬も評価されて然るべきだろう。サンリヴァルともクビ差の競馬をしており、侮れない。
相手上位はもちろん⑩マウレア、⑬ツヅミモン。押さえで②フィニフティ、⑭オハナ、⑫レッドベルローズ、⑨アルーシャ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。