土曜阪神11R 天保山S(ダート1400m)

初夏の阪神開催はあっと言う間に過ぎていく。コース巧者の馬たちは上級条件の場合、チャンスは適鞍では1戦のみとなるだろう。ダートオープンは高額持ちの高齢馬がダブついているから、少しでも賞金を積んで、出走に融通を利かせたい。
ここは58キロの斤量や1400mの距離に不安を抱えた人気馬がおり、意外と人気は割れそう。狙うは絶好の外枠を引けた⑮サトノファンタシーだ。

この馬は、大外から5頭以内の枠を引いたときは【3－0－2－1】と安定度が抜群。加えて阪神は【3－0－1－1】、千四もベスト距離だ。6，7月も4走してオール連対。中2週ローテも過去2走で2，3着と、不安材料はほとんど見当たらない。ベスト条件になれば崩れにくいのはクロフネ産駒の特徴でもあり、馬券の軸として信頼する。

今回は昇級戦となるが、この馬も阪神がベストコースで、1400mも5勝している距離。加えて、スタート地点が芝のダートで安定するストームキャット系だ。少し湿り気を残したダートもプラスで、毎年暑い時期に動く馬。人気の盲点だ。

相手上位は58キロの2頭、⑨スマートアヴァロンと⑩ウインムート、そして枠が痛いが①ドライヴナイト。押さえは⑥サイタスリーレッド、⑦ニットウスバル、⑫キタサンサジン。

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