「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 4月27日 東京11R 青葉賞(G2)
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本命馬◎ショウナンラプンタ(7人気) 2着
人気薄を自信の本命推奨!
- 4月21日 東京11R フローラS(G2)
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本命馬◎アドマイヤベル(2人気) 1着
土日の重賞ダブルで制覇!
【京都記念】今週は折り合い重視で
2019/2/5(火)
★土曜京都11R アルデバランS ◎本命馬 ザイディックメア 4番人気 9着 予想だにしなかったハイペースとなって、前に行った馬が総崩れ。これではお手上げとしか言いようがない。
$お宝馬 カゼノコ 6番人気 5着 展開がハマった。だがこれだけ恵まれてもここまでとなると、8歳という現実を踏まえるとなかなか厳しいか。
★日曜東京11R 東京新聞杯(G3) ◎本命馬 レッドオルガ 6番人気 2着 百点満点の競馬。これで負けたら仕方ない。
$お宝馬 リライアブルエース 9番人気 7着 馬体を好調時まで絞って、勝負気配は間違いなかった。だが、ここに入ると脚がジリになってしまう。もしかしたらもっと距離を延ばして、千八、二千の方が変わり身が出るかもしれない。
【今週のポイント】
今週は東西で土日3つの重賞が組まれているが、頭数的には落ち着きそうで、また見渡したところ、波乱の目は薄そうだ。配当を狙って意気込むよりも、折り合いを付けて手堅く攻めた方が良いような気もしている。
その中で、人気が割れ気味で少しでも妙味が出そうなのは京都記念か。今週土曜夜更新のトレジャーハンティングでは、このレースをテーマとする予定だ。
京都2200mは、スタミナとパワーの要求度が大きいレース。過去の連対馬にも、アサクサキングス、ジャガーメイル、トーセンラー、ベールドインパクト、デスペラード、クリンチャーなど3000m以上の重賞での好走実績馬が名を多く連ねている。
あとは種牡馬実績に特徴の出るコースでもあり、この辺を総合して軸馬を選びたい。
【次回の狙い馬】
土曜・東京6R 4着 好位を立ち回り折り合いもシッカリついていたが、直線入って前が壁になり、しばらく追えないシーンが続く。ラスト1Fでようやく前が空いてジワジワ伸びたがここまで。距離も少し長い印象だった。次走、場を問わず芝二千に短縮して来たら狙いたい。
日曜・東京1R 3着 休み明け。少し掛かり気味にスタート後しばらくしてハナへ。ブリンカー効果も大きかったようだ。力んでいた分、最後は止まったが、おそらく1200mなら押し切れたはず。次走中山ダート1200mで。できれば外枠希望。
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プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。