水上学の血統トレジャーハンティング

日曜阪神11R 桜花賞(G1)(芝1600m)

◎本命馬
④クロノジェネシス
牝3、栗東・斎藤崇厩舎、北村友騎手

人気の構図は3強に近くなりそうだ。ここは3頭の中で最も妙味ある馬から入りたい。ここまでのレース、すべてで芯の強い、最も高いパフォーマンスを見せていた④クロノジェネシスで文句なしだ。

クロノジェネシスの父バゴは地味ではあるが、2010年2着馬オウケンサクラを出している。そしてクロノジェネシス自身の血統は牝馬が出世する牝系で、姉はノームコア、祖母の姉が桜花賞2着馬フサイチエアデールだ。いかにも3歳春に活躍する血統で、2歳時からの伸びしろは大きい。近親にビーチサンバもいる(クロノの母とほぼ同組成)。近親同士のワンツーも十分あり得る。

$お宝馬
⑤ルガールカルム

ロードカナロア×サンデーサイレンス×ヌレイエフ系という配合は、それだけで同列とはもちろん言わないが、アーモンドアイと同じ。前走の勝ち方はかなり強く、アネモネS組と言えども侮れない。要警戒の1頭だ。

上位評価は⑭ビーチサンバ⑮ダノンファンタジー⑯シゲルピンクダイヤ。押さえに⑧グランアレグリア②エールヴォア⑫ノーワン⑨アクアミラビリス

そして来週は春競馬前半のラストを飾る皐月賞。下馬評はサートゥルナーリアの1強だが、肉薄する存在はあるか、ヒモ穴はいるのか。意外と難解な3冠第一関門については、水曜夕方公開予定の有力馬徹底診断をご参考に。

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