- 5月4日 京都11R 京都新聞杯(G2)
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お宝馬$ジューンテイク(8人気) 1着
これぞ血統ハンティング!
- 4月27日 東京11R 青葉賞(G2)
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本命馬◎ショウナンラプンタ(7人気) 2着
人気薄を自信の本命推奨!
【桜花賞・結論】今咲き誇る仁川の名花
2019/4/6(土)
日曜阪神11R 桜花賞(G1)(芝1600m)
◎本命馬 |
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④クロノジェネシス 牝3、栗東・斎藤崇厩舎、北村友騎手 |
人気の構図は3強に近くなりそうだ。ここは3頭の中で最も妙味ある馬から入りたい。ここまでのレース、すべてで芯の強い、最も高いパフォーマンスを見せていた④クロノジェネシスで文句なしだ。
クロノジェネシスの父バゴは地味ではあるが、2010年2着馬オウケンサクラを出している。そしてクロノジェネシス自身の血統は牝馬が出世する牝系で、姉はノームコア、祖母の姉が桜花賞2着馬フサイチエアデールだ。いかにも3歳春に活躍する血統で、2歳時からの伸びしろは大きい。近親にビーチサンバもいる(クロノの母とほぼ同組成)。近親同士のワンツーも十分あり得る。
$お宝馬 |
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⑤ルガールカルム |
ロードカナロア×サンデーサイレンス×ヌレイエフ系という配合は、それだけで同列とはもちろん言わないが、アーモンドアイと同じ。前走の勝ち方はかなり強く、アネモネS組と言えども侮れない。要警戒の1頭だ。
上位評価は⑭ビーチサンバ、⑮ダノンファンタジー、⑯シゲルピンクダイヤ。押さえに⑧グランアレグリア、②エールヴォア、⑫ノーワン、⑨アクアミラビリス。
そして来週は春競馬前半のラストを飾る皐月賞。下馬評はサートゥルナーリアの1強だが、肉薄する存在はあるか、ヒモ穴はいるのか。意外と難解な3冠第一関門については、水曜夕方公開予定の有力馬徹底診断をご参考に。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。