- 4月21日 東京11R フローラS(G2)
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本命馬◎アドマイヤベル(2人気) 1着
土曜も日曜もヒット連発!
- 4月20日 福島11R 福島牝馬S(G3)
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本命馬◎コスタボニータ(1人気) 1着
勝ち切る1頭をガッチリ評価!
【チャンピオンズC・最終結論】名実ともに
2019/11/30(土)
日曜中京11R チャンピオンズC(G1)
◎本命馬 |
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③チュウワウィザード (牡4、栗東・大久保厩舎、福永騎手) |
フェブラリーSと1ハロンしか違わないのに、中京の坂の位置、さらに前有利のコースを見越して後続が早めに動き、脚の持続力を求められるからか、距離適性はずっと長めに振れる。パワーとスタミナの要素が大きい馬を上位に採りたい。
前走の激闘後の反動がやや心配ではあるが、③チュウワウィザードがいよいよ中距離ダート王の座を不動のものとするはずだ。まずはライバルに不安点が大きい。インティは展開利は大きくなったが、気性の難しさと目標になる不利は否めない。クリソベリルは揉まれた経験がほとんどない上に、相手もこれまでになく強化する。オメガパフュームは左回りと坂。ゴールドドリームは加齢。しかしチュウワウィザードには思い当たる大きな不安点がない。
またいとこに去年の覇者ルヴァンスレーヴがいるという血統背景は何とも心強い。勝負根性に長けたタイプで、いつも着差はわずか、それだけに評価されないタイプだが、なおさら混戦では心強く映る。
$お宝馬 |
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②モズアトラクション (牡5、栗東・松下厩舎、藤岡康騎手) |
毎年後方一気タイプの人気薄が上位に食い込んでくるのがこのレース。スタート地点が芝だと全く走れないタイプで、仁川S同様大敗した阪神2000mの前走は無視していい。仁川のあとも大敗後一変した。エンジンが掛かった時の破壊力は侮れない。
相手上位は
⑧ウェスタールンド、⑨サトノティターン、⑪ゴールドドリーム。
押さえに
⑥オメガパフューム、④インティ、⑤クリソベリル、①タイムフライヤー。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。