- 5月4日 京都11R 京都新聞杯(G2)
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お宝馬$ジューンテイク(8人気) 1着
これぞ血統ハンティング!
- 4月27日 東京11R 青葉賞(G2)
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本命馬◎ショウナンラプンタ(7人気) 2着
人気薄を自信の本命推奨!
目下ロベルト系優勢につき
2009/10/24(土)
目下ロベルト系優勢につき
2009/10/24
【東京11R 富士S(GⅢ) 芝1600m】
注目馬 ⑪マイネルファルケ(牡4、美浦・萱野厩舎、松岡騎手)
目下、舞台となる東京マイルは、6鞍行われているが、父ロベルト系が3勝している。2着がなく、勝ち切っているのが特徴だ。連対回数なら、2勝、2着5回と圧倒しているサンデー系なのだが、勝ち切る、つまり単穴ならロベルト系の人気薄から選ぶのが面白い。
主力どころではなんといってもタニノギムレット産駒の③アブソリュートなのだが、ただタニノギムレット産駒は休み明けを苦手としている。またシンボリクリスエス産駒の⑱サンカルロは休み明け、また気性の悪い馬が壁を作れない大外枠を引いた。ならば先行してシブトい、ムタファーウエク産駒の⑪マイネルファルケから狙いたい。なぜか人気薄だ。
今回昇級戦とはいえ、ダービー卿CTではクビ差2着の実績があり、また当該コースで行われた節分Sでは、その後安田記念5着となるライブコンサート相手に一度は勝ちにいく競馬で僅差3着に粘り込んでいる。またちょうど1年前、やはり当該コースの山中湖特別では、高速コースを味方に1000万下で1分32秒8をマーク。去年よりやや速い時計の出る馬場なら、十分ここで勝ち負けになる時計が出せるはずだ。
サンデー系を相手に採りたいが、ここは東京で牡馬相手では厳しい⑯ザレマよりは3歳の⑥ストロングガルーダだろう。そして当然⑧ライブコンサート、③アブソリュート、⑦ケイアイライジン、①レッドスパーダ、またムタファーウエクと同じシルヴァーホーク産駒のグラスワンダーを父に持つ④マイネルスケルツィ、昨年の1,2着馬である⑬サイレントプライドに⑫リザーブカード。やや手は広がるが、マイネルファルケが意外に人気がないので十分お釣りがくるはずだ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。