水上学の血統トレジャーハンティング

日曜小倉11R 小倉大賞典(G3)(芝1800m)

◎本命馬
⑯レッドレイヴン
牡5、美浦・藤沢和厩舎、柴田善騎手

フェブラリーSはメガ盛り競馬新聞でご覧頂くとして、ここでは小倉大賞典を取り上げる。
このレースの上位3着馬までを眺めて、まず思うのは、やたらとダート血統が多いということ。もちろんその馬自身がダート馬という意味ではなくて、ダートの重賞勝ち馬でもおかしくないような血統の馬が多い、ということだ。
それも納得で、小回りコースで持続力が必須、ダート的な要素が問われる舞台設定であることが大きい。
さらに今回はハナへ行きたい馬も目立ち、差し馬に利がありそうだ。

⑯レッドレイヴンは、北米ダートの大種牡馬スマートストライク産駒で、叔父にグラスワンダーを持つという超良血馬。
日曜の小倉は道悪が濃厚だが、東京の不良馬場でスイスイ走っていた。大外枠も、馬場が悪化するのならむしろ利点だ。不動の軸馬とみる。

$お宝馬
⑪マコトプリジャール

これもダート兼用血統。母方のダート色も濃い。そして、芝道悪で過去3年、5割前後の複勝率を出しているストーミングホーム産駒。1800m実績も豊富で、52キロも相まって穴の魅力満載だ。

他に買いたいのは、⑩キャトルフィーユ⑥カレンブラックヒル①ダコール③アロマティコ、小倉不安の④ラングレーは押さえまでか。