JAPAN クイーンエリザベスS
(芝2000m、4月8日14:55発走)

クイーンエリザベスS出走馬
(左から馬番、ゲート番、馬名、騎手)
①8 アナモー J.マクドナルド
②9 ドバイオナー T.マーカンド
③10 アレンカー J.モレイラ
④5 カスカディアン 出走取消
⑤4 モウンガ N.ローウィラー
⑥3 ニューメリアン J.モット
⑦13 ユニコーンライオン D.レーン
⑧12 ゼイレック T.クラーク
⑨7 プロタゴニスト 出走取消
⑩6 ギアアップ J.アレン
⑪1 ヒーザショッカ B.アヴドゥラ
⑫11 モンテフィリア D.ギボンズ
⑬2 エルペイトロネス H.ボウマン
※勝馬投票券は馬番で発売

JAPAN日本馬の評価

ユニコーンライオン
京都記念7着からの参戦。3走前の福島記念は中盤1F12秒半ばのマイペース逃げを打って久々の白星を掴んだ。ここ2走2200m以上だったが、本来は2000mくらいのほうがいい馬。距離短縮は歓迎。ただし今回はランドウィック競馬場2000mでは圧倒的不利とされる大外枠を引いてしまった。序盤ロスがありそうで、強気にはなれない。

JAPAN外国馬の評価

ドバイオナー
今年の本命はこの馬。英チャンピオンS2着などの実績がある馬で、今回が豪州2戦目。外枠不利のランドウィック2000mで9番と少し外目の枠を引いてしまったのは難点だが、休み明けだった前走ランヴェットSの内容が素晴らしい。馬群が固まる流れを3番手で追走すると、残り200mから一気に後続を突き放して、2着モンテフィリアに0.8秒差をつけてみせた。

モンテフィリアは次走のG1タングレットSでも好走している実力馬。一叩きして更に動けるようになっていれば、ここでも崩れそうにない。

アナモー
。 豪G1を9勝している実績馬で現在3連勝中と勢いに乗っている。2000m以上の実績もあるだけにここでも有力ではあるが、近走マイル以下を使ってきて、今回が距離延長。地元馬相手の2000mならまだしも、ドバイオナー相手となると立ち回りがカギになってきそう。

モウンガ
2年近く勝利から遠ざかっているものの、2走前のチッピングノートンSは見せ場十分の内容でアナモーから0.3秒差の3着。前走ランヴェットSはドバイオナーから離されたものの3着、違うコースでも崩れない安定感は魅力。内有利コースで4番を引けたのもプラスだ。

アレンカー
前走オールスターマイルは15着に敗れたものの、5カ月半ぶりの実戦に加えて距離が明らかに短く、叩き台の意味合いが大きかった。距離延長は歓迎だけに、内枠有利コースで外枠を引いてしまったところがどうか。

モンテフィリア
ランヴェットS、タングレットSと2戦連続2着。差し脚が安定している1頭でユニコーンライオンが飛ばしたり、前と競り合えばチャンスがありそうだが、外枠を引いてしまっただけに評価は押さえ。