チャンス襲来

全国的に雨模様となった今日7月6日(金)。関西では大雨で交通網がマヒするなどの混乱が発生しているようだ。当然、甲子園球場で行われる予定だった阪神タイガース-DeNAベイスターズの一戦も雨のため試合中止となった。

しかしこれはプラスでもある。正直に言うと、我らが阪神タイガースの試合を観ていると閉塞感漂う打線、高校野球のような守備のミスなど精神的に疲れが溜まることも多く、こうして雨で試合がない日は大変心穏やかに過ごすことができるのだ。但し、昨日7月5日(木)の中日ドラゴンズ戦も雨で試合中止になったように、今年の阪神はとにかく雨天中止が多い。このままでは秋、追加日程がどんどん組まれ、毎日阪神戦を観なければいけない。今から秋の自分の精神面が心配になってくる。

これは競馬のコラムだった。また忘れていた。

先週日曜の当コラムでは福島11R・ラジオNIKKEI賞で9番人気の◎キボウノダイチが3着に激走。2週間ちょっと楽しみにしていた馬だったこともあり、喜びはひとしおであった。この調子で夏競馬の収支を更に向上させていきたいところである。

さて、今週の福島競馬場と言えば、何と言っても注目は土曜福島9R・開成山特別だろう。日本最強ジャンパー・オジュウチョウサンが、天才・武豊騎手を鞍上に平地戦に出走するということで、注目度は500万特別の域を超え、重賞、GI級と言える。確かに以前芝を使っていた時とは別馬だろうが、1番人気は確実で、ハイリスク・ローリターンの可能性もある。空模様がそれほど良くないのはプラスも、長丁場とはいえ平地と障害では追走のペースも違う。マイナス要素を考えれば△が妥当ではないか。

本命◎はドリームスピリット。未勝利を勝ち上がるのに7戦要したものの、芝中長距離の未勝利を勝ちあぐねている馬は昇級戦でも通用しやすい。半兄コスモロビンが目黒記念3着、丹頂S2着など2500m以上で実績を残しているように、長距離血統である母母父シルヴァーホークの影響が次第に出始めているように感じる。ここまで7戦全て左回りだったことがネックだが、レース振りに進境を見せてきた今なら初コースもこなしてくれるのではないか。

あとはペースが流れ、去勢明けのバリンジャー、時計が掛かっていいバンダムザブラッドあたりまで足りる流れになってくれることを願う。

福島からはもう1つ、8R・3歳上500万下の◎ソングオブファイアを狙ってみたい。素質はあるものの、砂を被った途端に嫌がり、前に進んでいかない面がある難しい馬。これまで3着以内に入った3回の馬番はそれぞれ14、1、13番。1番から2着だった時は好スタートからハナを奪い、砂を被ることはなかった。昇級してからのここ2戦は馬番4番、3番で砂を被るレースが続いており、15番枠を引けた今回、一変する可能性は十分ある。

中京11R・豊明Sは◎ドーヴァー。先行して少し足りないレースが続いていたが、前走は中団で脚を溜めて末脚を伸ばす競馬で差し込み、1着とは0.2秒差の5着。悪い内容ではなかった。元々、昨年春のフリーウェイSで4角17番手から上がり3F32.7秒の末脚で追い込んで4着に食い込んでいる経験がある馬で、溜めればいい脚を使えるタイプ。前に行く馬も少なくなく、展開も向いてきそうだ。道悪もこなしているのは心強い。

函館はスッキリしない空模様が続き、こちらも道悪を想定しないといけないだろう。函館芝1周以上のコースの重~不良馬場の成績を見ると、ハービンジャー、ステイゴールド産駒の成績がいい。11R・五稜郭Sの◎アクートはステイゴールド産駒で、使われるごとに力をつけてきた。前走の下鴨S8着は直線に入ってから前が詰まり、ゴールするまでほとんど追えない状態でのもの。参考外と言っていいだろう。小柄ながらパワーはある馬で、道悪の函館芝にも対応できるのではないか。