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【GⅠ特別企画】両者一致で「↑上昇」評価!メンタルの強さが明暗分ける!【皐月賞】
2026/4/8(水)
提供:調教番付-TRAINING RANKING!-
日夜トレセンにて何千、何万の馬たちを観察する調教評価のプロ、トラックマン。そんな男たちがこの春、順調さの象徴とも形容すべき「1週前追い」を徹底ジャッジする。
西・須藤大和、東・前田智基。
彼らによる珠玉の【調教番付】を、是非とも予想にお役立ていただきたい!
(※あくまで1週前段階における調教のみの評価です。実際の本命馬や最終評価とは異なりますことをご了承ください)
特に須藤さんは大阪杯に続き、またもやコラム「スーパーSH◎OT」で
取り上げた2頭でのワンツー決着となりましたね!
ありがとうございます。当日はパドックでも2頭が抜けて良く見えましたね。
ギャラボーグはスタートを決めて好位追走。前がスムーズに開いたので勝つかと思いましたが、これに馬なりで並びかけ楽々と突き放したのがスターアニスでした。
阪神JF時より力の差が開いたのは驚き。結果的には1強でしたね。
皐月賞(GⅠ)
🥇ロブチェン
CWで3頭併せ。先行させていた僚馬をすぐに追い抜いてしまった共同通信杯の頃と比べても操作性が良くなっている。今回は追い付いてからはしばらく並走。ゴーサインを出してから一気に突き放している。重心が低くなり体全体を使ったフットワークは非常に見映えがする。
🥈ゾロアストロ
岩田望騎手が美浦に駆けつけての追い切り。馬体がぶつかりそうなくらいのタイトな3頭併せの真ん中。東スポ杯2歳Sで直線フワッとしたことから、最後まで気を抜かせないようにするための工夫と思われる。怯むことなく追い比べで先着したのはさすが。
🥉バステール
弥生賞の1週前はハードに追って何とか間に合わせようとしていたことを思うと調整過程に余裕がある。調教駆けするサウンドムーブらを追いかけ、軽く仕掛けただけで手応え断然。一度使った効果はかなり感じられる。
🥇ロブチェン
重心が沈むようになってきたことで頭の高さも気にならなくなってきたし、鈍かった反応面も明らかに良化。勢いがつくまでが速くなってきている。折り合い面の進境も顕著で、心身共に確かな成長を遂げての臨戦は確実といったところか。
🥈パントルナイーフ
順調さを欠く調整過程も、モタモタしていた2月25日(回避した弥生賞の1週前)より今週の方が遥かに動けていた感。フォームがシッカリとしてゴール後に反応を確かめる余裕まで。あくまで直前次第も、現状そこまで割り引く必要はなさそう。
🥉グリーンエナジー
まだ緩いからなのか、全身を使い切れていないので動き出しこそ遅いものの、ギアがちょっと上がれば楽に①F10秒9をマークし、GⅠ2着の実績がある僚馬を圧倒してしまうのだからポテンシャルは確か。中山がベストとは思わぬが、ここも軽くは扱えず。
実はこの馬、ホープフルSでは頭の高い走法が気になって評価を下げてしまったんですよね。だからこそ、今回の変化にはすぐ気が付きました。
地を這うようなフォームになっているよね。道悪だと滑りそうなところはあるけれど、キレを感じさせる動きだった。
実戦を意識して、溜める形を覚えさせているんだと思う。それが実になっているよね。
共同通信杯の1週前はただ何も考えず、スピードに任せて前を抜いてしまった感じでしたからね。
調教が形になっている、と言うのは進境なのかなと思います。
わからないですね。と言うのも、VTRが参考にならないんですよ。
この厩舎が本追い切りをするのは週末だけ。VTRに収録される週中は軽い運動しかしないので、美浦では確認する手段がないいんです。
ああ……吉岡厩舎は従来の水・木はごく軽めの単走にとどめて、土・日に強めの本追い切りをするってパターンなんだよね。
他には武英厩舎なんかもそうかな。ちょっと現場泣かせではあるね。
独自路線ですよね、いろいろ考えてるんでしょうけど。
時計は出ているんですが……やっぱりこの馬、左回り(※)の方がスピードの乗りが良いんですよ。
ビシビシやってようやく馬なりの前回と同じ時計ですから。
※美浦トレセンの調教コースは東京開催期には左回りへ、中山開催期には右回りへ変更される。
うん。同じく右回りの朝日杯FSは状態もいまいちだったけど、それにしても負けすぎな感じがあったからね。
距離にも不安が残るし、ここまで印は回らないかもなあ。
では最後にひとつ。お二人がクラシック(3歳GⅠ)出走馬の調教評価をするとき、重視している項目は何ですか?
新馬にも当てはまるんですが、どんなコースでも、良でも道悪でも先行でも追走でもブレない走りができる、そういったメンタルの強さを重視していますかね。
調教で嫌気がさすようだと、ごちゃつくクラシック戦なんて夢のまた夢ですからね。
僕も似たようなものですね。競って強い馬、併せた相手にもひるまず食らいつける闘争心のあるタイプが好みです。
今週は関東重賞なのでコラムの更新はありませんが、イイ馬を見つければ「推し馬サロン」で取り上げるかもしれません。ぜひチェックしてみてくださいね。
僕はサロンと同時に、YouTubeチャンネル「久光&前田のウマヒロバ」でもあれこれ喋ろうかなと。更新をお楽しみに!
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プロフィール

須藤大和
2000年、新人時代に訪れた札幌の新馬戦にて8頭立て5番人気ジャングルポケットの素質を見抜く。同馬のダービー制覇後はその相馬眼を買われ栗東坂路の調教評価を務めること約25年、現在は優馬関西版の本紙欄担当にまで登り詰める。数字にはこだわらず、あくまで自らに蓄積した名馬のイメージと重ねることにより勝ち馬を看破する芸術家肌。
プロフィール

前田智基
馬券をこよなく愛し、儲かる方法を追い求めて専門紙の道を志した根っからの勝負師。"競馬は波乱が基本"をモットーとし、調教班として積み重ねた経験と分析力で常に大穴を狙い続ける。ラジオ日本のパドック推奨ではまさに役満レベルの神引きを行い、司会進行を唖然とさせることもしばしば。





