騎手時代に約20万人が来場した90年ダービーをアイネスフウジンで逃げ切った中野栄治元調教師が、
独自の視点で重賞の好調教馬を導き出します!
【スプリンターズS】本番に向けて文句なし!管理馬で実際制した中野栄治の本命
2026/9/26(土)
| 1週前 栗東坂路(重) | ||||||
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| 52.5 | 37.7 | 24.4 | 12.3 | 馬なり | ||
いよいよ秋のG1が開幕するね!来週からは東京開催も始まるので、ファンの方も盛り上がっているんじゃないかな。
先週まではクラシック3冠目を目指してトライアルが組まれていたけれど、やはり印象に残ったのは神戸新聞杯のロブチェン。着差はわずかでも勝ったことに意義があると思うんだ。
追い切りの時点から感じていたのは少し引っ掛かっていたこと。でも多少引っ掛かっていたのは自らレースが近いことを察知してテンションを上げている印象があるんだ。それでいてレースでは折り合うんだよね。賢いし、闘争心がある。
無理がある例えかもしれないけれど、大相撲の藤ノ川関みたいに負けそうになったところから粘り強く、二枚腰のあるタイプ。藤ノ川関のことは個人的に応援しているんでね。
それはさておき、ダービーの後にも言ったように松山くんは過去に誰も成し遂げていない牡牝の三冠完全制覇(2020年にデアリングタクトで牝馬三冠達成)にかなり近づいたと思う。楽しみだよ。
ということで、今週のナンバーワンはその松山くんが騎乗するパンジャタワーだ。
スプリンターズSは管理していたトロットスターが現調教師の蛯名君が乗って勝ったレースなので、その彼が管理するレッドモンレーヴを個人的には応援したいけれど、追い切りは別の話。
ひと言でいえば、パンジャタワーは上積みが大きいね。前進気勢でいながら折り合いを欠いているワケでもなく、実に力強い動き。
これはもうレースで解放したらどれだけ弾けるんだろうといった感じ。使ったことで張りが出てきたし、本番に向けては文句なしの状態で臨めると思う。
ピューロマジックは夏から4戦目だけれど疲れはなさそう。今週のCWコースでは後ろから追いかけて引っ掛かり気味だったが、小気味良い走りで良い意味で体調を維持しているね。
スターアニスは春からボリューム感はあまり変わってないかな。ただスッキリと仕上がっていて今週の坂路でも終いは俊敏。一気の距離短縮でも、元々母系は短距離系なので問題ないだろう。
最後にフリッカージャブ。勢いで言えばこれが一番。今週の坂路では道中気難しさを見せていたものの、終いは集中していて力強かった。高いレベルで状態は安定してると思うよ。
デイジー
日曜の狙いは中山7Rのデイジー。土曜の馬場を見ていても中山芝はだいぶ悪いね。簡単に差せない馬場だった。デクラレーションオブウォー産駒で緩い馬場はできそうだし、内枠から先行策を取れればチャンスなんじゃないかな。
プロフィール

【中野 栄治】Eiji Nakano
1953年大分県生まれ、東京都出身。父は大井の元調教師という家庭で育ち、1971年に騎手デビュー。数多くの活躍馬に騎乗し、約20万人が詰めかけた1990年日本ダービーをアイネスフウジンで逃げ切り伝説を作る。1995年には調教師に転身。短距離G1を2勝したトロットスターなどを育て、日本競馬にその名を残した名ホースマン。




