
一時は年間0勝というどん底を味わいながらも、今や大手の主戦ジョッキーとして活躍を見せる
不死鳥ジョッキー。諦めることなく復活を果たした男が日々の騎手生活を自らの言葉で紡いでいく。
新潟記念はコスモフリーゲンに騎乗
2025/8/28(木)
先週の新潟2歳Sはリネンタイリン(9人気)に乗せていただいて9着。まだ課題を残しつつも、調教で教えてきたことが少なからず実になっていました。どうしても走りたい気持ちが強すぎる現状ですが、ひと息入れた後に今回の経験が繋がってくれればと思います。

この土曜は新潟で4鞍に騎乗します。4Rのリカードは体質が弱い分で数を使えずこの時期まできましたが、一連の成績からも未勝利では能力上位。コース的に少しでも展開が向いてくれればチャンスはあるはず。5R(2歳新馬)のサラサチャチャチャは続けて追い切りに乗せていただいています。順調に予定どおりのメニューをこなしてくれて、現時点では申し分のない仕上がり。気持ちが前向きで走りも軽いので、内回りの芝1400mもマッチしそう。
7Rのディラードテソーロはレースでは初めての騎乗も、続けて追い切りに乗っています。前走は1000mが忙しかったと聞いており、コース替わりで能力を引き出してあげたい。11Rのメジャークロニクルは早めに新潟入りして順調と聞いています。1年以上空いていた前走は息切れしてしまいましたが、とても乗り味がいい馬。上積みとコース替わりで頑張ってくれるはず。
日曜も新潟で5鞍に騎乗します。新潟記念のコスモフリーゲンは前走後も暑さにバテることなくしっかり負荷をかけてきました。新潟コースのワンターンは未知なる舞台ではありますが、初速も速いので難しい展開にはならないはず。今年から別定戦となり好メンバーに入っての58キロ。ただ、自分のリズムでこの馬のレースをするだけなので、それでいて結果がついてくればという冷静な気持ちで臨みます。
3Rのインザライムライトの初戦は、正直なところもっとやれると思っていました。慣れが見込める2戦目と距離短縮で改めての気持ちです。4Rのマイネルボスは連戦でもむしろ調子を上げてきているという印象。厳しいローテは他の馬も同じなので、人馬で力を振り絞って勝利あるのみです。

Netflixで話題のグラスハートを視聴しました。佐藤健さんは自らのプロデュースで演出して、歌も上手くてカリスマですね。そんな劇中で、先週お礼参りに行った氷川神社が出てきたのでシンクロにも驚きました。とにかくTENBLANKの曲と演奏が素晴らしくてお薦めのドラマです。
プロフィール
柴田 大知 - Daichi Shibata
1977年6月18日生まれ、栃木県出身。
1996年に騎手デビュー。デビュー2年目までは年間20勝以上をマークする若手有望株として注目を浴びたが、年々勝ち星が減少。遂に2006〜2008年は未勝利に終わった。しかし、騎乗数を徐々に取り戻すと、2011年には中山グランドJで涙のG1制覇。「マイネル軍団」の主戦ジョッキーとしてのポジションも確固たるものとした。2013年にはマイネルホウオウでNHKマイルCを制し、平地・障害ダブルG1制覇を達成した。