
2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
関西騎手旅行in 大分♪
2016/4/8(金)
先週末から、栗東→中山→阪神→中山→大分→栗東、と大移動の高田潤です(*^^*)
いや~、怒涛の1週間でした(^^;;
忙しいだけじゃなく、競馬の方も土曜日の阪神でニホンピロバロンが特別レースを決めてくれましたので、ホッとしております(;^_^A



これでニホンピロバロンはオープン戦を3連勝ということになります!!
本当に一戦ごとにチカラをつけていってくれています!!
次走は中山グランドジャンプには使わず、来月の京都ハイジャンプの予定です!!
いよいよ初の重賞挑戦ということになりますが、必ずいいレースをしてくれると信じています( ´ ▽ ` )ノ
さて、先週は先ほども書いた通り、レース終わりの日曜日の夜から関西騎手クラブの旅行で大分の別府へ行って参りました!!
大分では、釣りを楽しんだり、観光を楽しんだり、温泉を楽しんだり、ラジバンダリ(笑)








あっという間の2泊3日でしたが、
まぁ要は、関西ジョッキーズが集まれば場所がどこであれ、何をやっても本当に楽しいですね(≧∇≦)ノ

こういう写真やコラムを書くと、
「騎手のみなさんって仲がいいんですね!」とよく言われるのですが、
これって、競馬ファンの皆さん的にはジョッキー同士はあまり仲良くなさそうなイメージなんですかね??(;^_^A
実際は関西のジョッキー同士は本当に仲がいいし、団結力があります(o^^o)♪
一見、競馬は、馬vs馬とか騎手vs騎手なイメージがありますが、
実際は一頭一頭が、そしてジョッキー1人1人が周りに合わせてしっかりと走らなければレースは成り立たないし、自分勝手な騎乗をすると本当に危険です!!
お互いがライバルでありながらも、自分勝手な騎乗をせず、しっかりと周りのことを考えてレースを作り上げなければならないわけなんです。
ですので、やはり競馬には団結力が必要となります。
そして、そのお互いルールに乗っ取ったクオリティの高いレースの中で初めて、駆け引きであったりとか騎手の技術が問われ勝敗が決まります。
なので、普段プライベートでは仲がいいですが、レースになると話は別で、お互いに集中してより良いパフォーマンスを出そうと努力しています!!
実際に物凄く仲がいいジョッキー同士でも、レース中に本当に危ない場面があると、レース後に怒鳴り合うこともありますσ(^_^;)
それでも、より良いレースを皆さんに魅せられるように、ジョッキー一同日々努力しておりますので、これからもどんどん競馬を盛り上げていって応援していただければと思います!!
それでは皆さん、今週末から始まる春のG1シリーズを思いっ切り楽しんで下さいね( ´ ▽ ` )ノ
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。