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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!

オールカマー

神戸新聞杯

  • 9/24()夕方発行
    東京スポーツ(オールカマーの予想を掲載)
  • 9/25()14:30頃~
    ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
    (中山10R~12R)

ウインキートス

牝5
[美]宗像厩舎

レース適性星
仕上がり星
ゴールドシップ
イクスキューズ
母父:ボストンハーバー
通算成績 22戦5勝[5-6-4-7]
前走時馬体重 474kg
詳細
寸評

牝馬の中では背をスラっと高く見せて、馬格に恵まれているタイプ。ただし筋肉の付き方はしなやかで柔軟性を感じさせる。余分な肉が付いておらず、背中が長めで、胴周りはゆったり。中長距離への適性を秘めていると同時に、持続力勝負にも向いている。当舞台で勝ち星があり、昨年のオールカマーも2着とコース適性は高い。目黒記念からの休み明けとなるが、フォルムはスッキリと引き締まっていて、太め感はない。良化余地を残しつつも、筋肉の張りは上々で、秋初戦をいい状態で迎えることができそう。

ヴェルトライゼンデ

牡5
[栗]池江寿厩舎

レース適性星
仕上がり星
ドリームジャーニー
マンデラ
母父:Acatenango
通算成績 10戦3勝[3-4-1-2]
前走時馬体重 496kg
詳細
寸評

父ドリームジャーニーとは異なり、筋肉量が豊富で骨格のサイズも大きい。馬体に厚みがあって、重厚感のあるフォルム。パワーを要するような馬場やコースも問題なく対応できる。33秒台の脚を繰り出したことは無いが、胴はまとまりのある造りで、やや背中は短め。決め手勝負でこそ良さが活きてくるタイプだ。休養前の立ち姿と比較して、キ甲がグンと伸びてシルエットのバランスがかなり良くなった。皮膚を薄く見せるほど筋肉の張りも感じられ、馬体はほぼ完成されたと見ていいだろう。休み明けでも緩みはそこまで感じられない。

ジェラルディーナ

牝4
[栗]斉藤崇厩舎

レース適性星
仕上がり星
モーリス
ジェンティルドンナ
母父:ディープインパクト
通算成績 14戦4勝[4-2-2-6]
前走時馬体重 458kg
詳細
寸評

父モーリスよりも母ジェンティルドンナの影響が強く出ており、牝馬らしいしなやかなフォルムの持ち主。ディープインパクト産駒のようなシルエットで、長躯短背、飛節の角度も緩やかにカーブ、バネ感がある。見た目にも末脚が切れそうな、瞬発力タイプの馬体だ。胴周りは窮屈に見せず、外回りコースでも十分にやれていい。距離は1ハロン長い感じがあるものの、タメが利けば。繋ぎが長く、蹄はやや薄い。高速決着に実績があり、良馬場がベスト。日当たりの関係で毛艶は前回のほうが良く見せているが、依然として後肢の下腿部には血管が浮き上がり、いいコンディションをキープできている。

ソーヴァリアント

牡4
[美]大竹厩舎

レース適性星
仕上がり星
オルフェーヴル
ソーマジック
母父:シンボリクリスエス
通算成績 9戦4勝[4-2-1-2]
前走時馬体重 508kg
詳細
寸評

胴周りをゆったりと見せる体型で、筋肉質でありながら立ち姿は素軽さ十分。胸の縦幅があって、心臓や肺が収まっている部分が大きく、心肺機能の高さが窺える。飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」で、ストライドが綺麗に伸びる。四肢の回転力にも優れ、決め手勝負も苦にしない。総合力の高いタイプと見ていいだろう。3歳春の写真と比較して、体つきにメリハリが出た。筋肉の輪郭がよりハッキリと浮き上がっていることが分かる。10か月ぶりの実戦で多少なりとも良化の余地はありそうだが、長期休養明けの1週前とすればまずまずのデキ。

テーオーロイヤル

牡4
[栗]岡田厩舎

レース適性星
仕上がり星
リオンディーズ
メイショウオウヒ
母父:マンハッタンカフェ
通算成績 10戦5勝[5-0-2-3]
前走時馬体重 460kg
詳細
寸評

骨格全体のバランスに対して、脚がかなり長い。腹周りもスッキリと見せていて、ムダ肉が少ない。典型的なステイヤー体型だ。筋肉質な父リオンディーズではなく、しなやかで切れる脚が武器だった母父マンハッタンカフェが強く出ている。飛節は緩やかにカーブして、バネが利く造り。長躯短背のフォルムで前後の連動性にも優れ、上質な瞬発力を秘める。一線級相手の2200mは若干距離が短いかもしれないが、心肺機能は高く、タフな流れになれば。休み明けでも仕上がりやすい馬で、今回も肋骨が浮き上がっていてシャープに引き締まっている。毛艶も光沢があって体調面に不安なし。

ロバートソンキー

牡5
[美]林厩舎

レース適性星
仕上がり星
ルーラーシップ
トウカイメガミ
母父:サンデーサイレンス
通算成績 10戦4勝[4-1-2-3]
前走時馬体重 480kg
詳細
寸評

水準以上の馬格がありながら、筋肉の質感がなだらかで、柔軟性に富んでいる。胴周りは窮屈ではないものの、若い頃よりも馬体にボリューム感が出た分、前後のまとまり感は増してきた。現状は2000~2400mくらいがベストの距離といえるだろう。後肢にもバネ感があって、瞬発力勝負に向いているタイプ。いい意味での緩さがある馬ではあるが、体つきを見ると今後の成長余地も感じられる。数を使っていない分、5歳秋でも馬は非常に若い。1週前の段階ではもう少し絞りこめそうな印象も、下腿部には血管が浮いていて、筋肉の張りはまずまず。

イチオシ馬

デアリングタクト

牝5
[栗]杉山厩舎

レース適性星
仕上がり星
エピファネイア
デアリングバード
母父:キングカメハメハ
通算成績 10戦5勝[5-1-3-1]
前走時馬体重 480kg
詳細
寸評

父エピファネイアの因子が感じられる胴長のフォルムでありながら、四肢をスラっと見せて、バランスがいい。三冠を達成した3歳時より肉付きが良くなって、パワフルな馬体に。キ甲も盛り上がって、骨格面も完成。能力的には現状がピークではないだろうか。体型的には持続力勝負でこそのタイプ。長く脚を使う展開、コースに向いている。トモも横幅が広くてボリューム感たっぷり。今回で復帰3戦目となるが、腹周りをはじめとして体つきは今季で一番引き締まっている。宝塚記念以来の休み明けでも太め感は皆無で、筋肉の張り感も上々。

やーしゅん
中山芝2200mは後半の持続力勝負になりやすい舞台。近年の好走馬は胴長体型の馬が多く、胴周りにゆとりのある本馬もコース適性は高いと見ています。復帰3戦目で体つきは一番引き締まっており、休み明けでも張り感は十分。復活Vに期待したいところです。

アスクワイルドモア

牡3
[栗]藤原英厩舎

レース適性星
仕上がり星
キズナ
ラセレシオン
母父:ゼンノロブロイ
通算成績 8戦2勝[2-3-0-3]
前走時馬体重 464kg
詳細
寸評

肉付きが良く、パワフルな馬体が特徴的。腹周りをふっくらと見せているが、これは腹袋の大きなマイニングの血を持つ、母父ゼンノロブロイの影響が大きい。京都新聞杯をレコード勝ちしているが、本質的にはパワー型。蹄にも厚みがあって繋ぎは立ち気味。馬体の造りからは時計・上がりの掛かる条件が合う印象がある。消耗戦に強く、タフな展開でパフォーマンスを上げるタイプ。ひと夏越して背が伸びて、バランスは更に良くなった。今回はダービー以来の休み明けで、筋肉の張りには良化の余地が感じられるものの、太め感はない。

ヴェローナシチー

牡3
[栗]佐々晶厩舎

レース適性星
仕上がり星
エピファネイア
アモーレエテルノ
母父:ゼンノロブロイ
通算成績 7戦1勝[1-3-3-0]
前走時馬体重 498kg
詳細
寸評

全体のバランスに対して背中の長さが目立つ、胴長体型。クビさしも細めで長さがあり、四肢もスラっと見せている。優れた持続力を秘めた馬体構造で、切れないが長くいい脚を使えるのが本馬の長所。胸の縦幅もあって心肺機能は高い。500キロ近い馬格がありながら重たさは無く、今後距離が延びても対応できそう。本番の菊花賞で狙ってみたいタイプだ。もともとたくましい馬体ではあるものの、今回は休み明けの分か腹周りには多少、絞れる余地を感じる。その一方、毛艶は上々で、体調そのものは良さそう。1週前はハードに追われており、これで変わってくる可能性も。

ジャスティンパレス

牡3
[栗]杉山厩舎

レース適性星
仕上がり星
ディープインパクト
パレスルーマー
母父:Royal Anthem
通算成績 5戦2勝[2-1-0-2]
前走時馬体重 448kg
詳細
寸評

長距離路線で活躍している半兄アイアンバローズよりも、本馬は胴にまとまりがある。兄は持続型だが、こちらは父ディープインパクト譲りの「長躯短背」で、優れた伸縮性が武器。過去の上がりタイムは目立たなくても、本質的には瞬発力を活かした競馬が合うタイプ。コンパクトな馬だが飛節が伸びるため、フットワークは大きい。距離も2000~2400mがベストだろう。2歳G1で2着の実績がある馬だが、キ甲の伸び具合などを見ても、まだ成長余地を残している。ひと夏越してダービー時より馬体にメリハリが出て、力強さが増してきた。休み明けでもスッキリと仕上がり、動ける態勢に整っている。

パラレルヴィジョン

牡3
[美]国枝厩舎

レース適性星
仕上がり星
キズナ
アールブリュット
母父:Makfi
通算成績 2戦2勝[2-0-0-0]
前走時馬体重 506kg
詳細
寸評

雄大な骨格に加えて筋肉量が豊富で、見た目に迫力のある好馬体。重厚感がありながら上がり3ハロン33秒台の上がりを繰り出せるほどのスピード能力を秘めており、潜在能力はかなり高い。肩関節の可動域も広く、跳びが大きい。胴周りは父キズナ同様にまとまりがあって前後の連動性に優れている。キャリア2戦馬でありながら、骨格の完成度自体はそこまで低くない印象。その一方で、馬体にはまだ多少の余裕を感じるため、使いつつより引き締まったフォルムへと変化していきそう。3ヶ月ぶりの実戦で腹周りはふっくらと見せているが、成長分もありそう。肌ツヤは光沢があって体調の良さが伝わってくる。

ビーアストニッシド

牡3
[栗]飯田雄厩舎

レース適性星
仕上がり星
アメリカンペイトリオット
マオリオ
母父:ネオユニヴァース
通算成績 8戦2勝[2-1-2-3]
前走時馬体重 462kg
詳細
寸評

父アメリカンペイトリオット同様に、かなり筋肉質な馬体。特に前駆がパワフルで、胸前から肩周り、クビさしにかけて筋肉が盛り上がるように発達している。前腕も力強く、書き込みが強そうなイメージ。ダンジク系の長所が体型に表れていて、パワーを活かして押し切るスタイルがベスト。馬体的にはマイラー質が強く、2000mくらいまでの距離が合っているイメージ。上がり勝負よりも消耗戦でこそのタイプ。ダービー以来の実戦になるが、肋骨が薄っすらと浮き上がる理想的なボディコンディション。トモの筋肉もパンと張っていて、休み明けでもキッチリ仕上がった。

ボルドグフーシュ

牡3
[栗]宮本厩舎

レース適性星
仕上がり星
スクリーンヒーロー
ボルドグザグ
母父:Layman
通算成績 7戦3勝[3-0-2-2]
前走時馬体重 490kg
詳細
寸評

490キロほどの馬格を有しているが、いい意味でシャープに映る。素軽さが勝った馬体で、背中は短め。腹側のラインが後躯に向かって引き締まっており、優れた伸縮性を感じさせる。後肢も緩やかにカーブして、バネ感十分。瞬発力タイプの構造を持ち合わせていて、4走連続でメンバー最速の上がりをマークしているように、安定した末脚が武器。父系のロベルトよりも、インブリードが掛かっているサンデーサイレンス系特有の切れが感じられ、スクリーンヒーロー産駒にしては珍しいタイプかも。毛艶は見た目にも光沢があって、体調は万全。3ヶ月半ぶりでも腹周りは引き締まっていて、いきなり動ける態勢。

イチオシ馬

プラダリア

牡3
[栗]池添学厩舎

レース適性星
仕上がり星
ディープインパクト
シャッセロール
母父:クロフネ
通算成績 5戦2勝[2-2-0-1]
前走時馬体重 458kg
詳細
寸評

やや背中が長めに映るディープインパクト産駒。飛節の角度は中間的な造りで、程よくバネが利く。決して大きな馬ではないが、胴伸びのいいフォルムも相まって、走行時のストライドは大きい。水準以上の切れと持続力を秘めており、全体にムダ肉も少ない。中長距離への適性が高く、本番の菊花賞も込みで面白い存在。父の産駒にしては蹄に厚みがあって、母父クロフネが発現している印象。道悪の未勝利戦を圧勝しており、渋った馬場は問題なくこなす。コンパクトな分仕上がりやすく、スッキリと引き締まった馬体を披露。タイトなローテだった前走よりも筋肉の張りは増しており、リフレッシュ効果は明らか。

やーしゅん
中京芝2200mは直線2ハロンの加速力勝負になりやすい舞台です。後肢にバネ感があり、好位~中団で溜めが利く本馬にとっては向く舞台といえそうです。肋骨が浮きながらも母父クロフネの影響で腹構えもしっかりしており、二度登る直線の坂も苦にしないでしょう。
特注馬

ジュンブロッサム

牡3
[栗]友道厩舎

レース適性星
仕上がり星
ワールドエース
エンプレスティアラ
母父:クロフネ
通算成績 7戦2勝[2-2-0-3]
前走時馬体重 460kg
詳細
寸評

最新の写真は22年共同通信杯時
四肢をスラっと長く見せる体型で、骨格のバランスがいい。背中周りは父ワールドエース譲りでまとまりがあって、腹周りは後躯に向かって引き締まっている。後肢の飛節はカーブ系の「曲飛」で、バネが利く造り。コンスタントに速い上がりを繰り出せているように、鋭く切れる末脚・瞬発力が最大の武器だ。2000mを超える距離は初となるが、繋ぎは長く、クッションが利く。その分ストライドは大きく、折り合いが付けば十分に対応可能と見る。稽古でも力強い走りができており、好調そのもの。

やーしゅん
胴周りにまとまりのある体型ですが、ストライドが伸びる走りで2200mも対応は可能。メンバー1と言っても過言ではない末脚性能を誇り、内でタメを利かせて、馬群から抜け出してくるイメージが湧きます。調教での動きも活気があり、調子の良さが伝わってきました。
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