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※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!

毎日王冠

京都大賞典

  • 10/8()夕方発行
    東京スポーツ(毎日王冠の予想を掲載)
  • 10/8()14:30頃~
    ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
    (東京10R~12R)
  • 10/9()14:30頃~
    ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
    (東京10R~12R)

キングオブコージ

牡6
[栗]安田翔厩舎

レース適性星
仕上がり星
ロードカナロア
ファイノメナ
母父:Galileo
通算成績 19戦6勝[6-2-1-10]
前走時馬体重 498kg
詳細
寸評

父ロードカナロアよりも全体にスッキリとした馬体。柔軟性があって重たいところがなく、中長距離で活躍している点も頷ける。シャープな体つきではあるものの、母父ガリレオ譲りの大きな腹袋も有していて、パワーも十分。蹄には厚みがあって、道悪もこなせそう。2000m以下の距離を使うのは3年ぶり。体型的には対応可能も、開幕週の高速決着になった時にどこまで。後肢の下腿部に血管が浮いており、休み明けでも筋肉の張りはいい。ただ、腹周りは元々の体型を差し引いても、少しふっくらと見せる。当日の気配も注意。

サリオス

牡5
[美]堀厩舎

レース適性星
仕上がり星
ハーツクライ
サロミナ
母父:Lomitas
通算成績 13戦4勝[4-2-2-5]
前走時馬体重 528kg
詳細
寸評

骨量が豊かで肉付きが良く、迫力のある立ち姿。背中は窮屈に見せず、持続力を秘める。大型馬特有の緩さはありつつも、徐々に体つきにメリハリが出て、完成度は増してきている。今回は1800m戦で1ハロンの距離延長となるが、3歳時とフォルムは大きく変わっておらず、対応は可能。若干肋骨が感じ取れるものの、-22キロでの出走だった安田記念時よりも、少しボリューム感がある。ただこの馬単体のデキで太い感じはしないので、多少体重が増えていても問題は無さそう。毛艶に光沢があって、体調そのものもいい。

ダノンザキッド

牡4
[栗]安田隆厩舎

レース適性星
仕上がり星
ジャスタウェイ
エピックラヴ
母父:Dansili
通算成績 10戦3勝[3-0-3-4]
前走時馬体重 526kg
詳細
寸評

父ジャスタウェイ似のゆったりとした胴周りで、長く良い脚を繰り出せる、持続力に優れた体型。ホープフルSの勝ち馬ではあるものの、跳びが大きいため本質的には広いコースのほうが合っている。成長と共にボリューム感が増して、マイラー質になってきているものの、本来は中距離志向の強いタイプ。1800mなら速い時計勝負でも十分にやれていい。前走時と同様に、肋骨が薄っすらと浮いているシャープな馬体で、1週前時点で理想的なボディコンディション。筋肉の張り感は前回以上。2歳時以降、勝利から遠ざかっているものの、状態は上向いている。

ノースブリッジ

牡4
[美]奥村武厩舎

レース適性星
仕上がり星
モーリス
アメージングムーン
母父:アドマイヤムーン
通算成績 9戦5勝[5-0-1-3]
前走時馬体重 492kg
詳細
寸評

骨格・筋肉量共に水準以上の迫力ある馬体。父モーリスよりも筋肉の質感は柔軟で、繋ぎが長いため跳びも大きい。背中周りにも伸びがあって、ノビノビと走ることができる広いコースがベスト。一見すると距離は延びて良さそうな印象も、飛節の折りはややカーブ系の「曲飛」で、その分回転力がある。筋肉量も考慮して、2000m前後が合っている距離と見て問題ないだろう。今回が初の立ち写真で前走との比較こそできないが、毛艶は光沢があり、代謝の良さが伝わってくる。3ヶ月半ほど間隔は開いたものの、さほど太め感もない。

ポタジェ

牡5
[栗]友道厩舎

レース適性星
仕上がり星
ディープインパクト
ジンジャーパンチ
母父:Awesome Again
通算成績 16戦6勝[6-4-2-4]
前走時馬体重 464kg
詳細
寸評

筋肉量が豊富で、全体にガッシリとした馬体。上がり33秒台の末脚をマークしたこともあるが、どちらかといえばパワー型。上がりを要して、押し切るような競馬・レース展開のほうが向いている。極端なスローではなく、ある程度ペースが流れればチャンスアリ。大阪杯の勝ち馬ではあるものの、体型的にはマイラー質が強く出ているので、1800mへの距離短縮は好材料。どちらかといえば叩き良化型の馬ではあるものの、休み明けでも太めは残っておらず、力は出せる態勢。ココを使えば筋肉の張りはさらに増してきそうだ。

レイパパレ

牝5
[栗]高野厩舎

レース適性星
仕上がり星
ディープインパクト
シェルズレイ
母父:クロフネ
通算成績 13戦6勝[6-2-1-4]
前走時馬体重 440kg
詳細
寸評

肩関節の可動域が広くないタイプで、かなりピッチの速い走りをするのが特徴。スタートダッシュが速く安定した先行力を秘める。気性は前向きだが、馬体のフォルムは中距離馬。馬格はさほど大きくない馬なので、高速決着よりも多少、時計の掛かる条件のほうが相対的に向いている。ただし1800m戦であれば、ある程度対応はできそう。若い頃よりも胴周りに伸びが出て、優れた持続力も感じさせる。今回はヴィクトリアマイル以来の実戦となるが、シャープな仕上がりで太め感は皆無。また後肢の下腿部には血管が浮いて、春よりも筋肉の張りはいい。ひと夏越して、更なる成長が見られる点は好印象。

イチオシ馬

キングストンボーイ

牡4
[美]鹿戸雄厩舎

レース適性星
仕上がり星
ドゥラメンテ
ダイワパッション
母父:フォーティナイナー
通算成績 8戦2勝[2-2-0-4]
前走時馬体重 502kg
詳細
寸評

背中が短く、腹側のラインが後躯に向かって引き締まった体型。胴自体も詰まり気味でまとまりがあり、鋭く切れる瞬発力を感じさせる。2400m戦の青葉賞で2着した実績があるものの、本質は1600~2000mがベストのフォルム。後肢の飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」で、ストライドは綺麗に伸びるため、広い東京コースは一番合っている舞台といえそう。休み休み使われている馬で、ようやく骨格のバランスが整い、完成度が高まってきた。肋骨が感じ取れる理想的なボディコンディションで、毛艶もピカピカ。充実期を迎えている印象。

やーしゅん
毎日王冠はダノンキングリー、シュネルマイスターといった「胴詰まりの瞬発力タイプ」が安定して走る重賞です。今年は持続型が多い印象ですが、本馬は典型的な「末脚が切れるタイプ」の馬体。距離・広い東京コースもベストで、筋肉の質感を見る限り仕上がりも良好。相手は強くなりますが、ココが狙い目と見ました。
特注馬

ジャスティンカフェ

牡4
[栗]安田翔厩舎

レース適性星
仕上がり星
エピファネイア
カジノブギ
母父:ワークフォース
通算成績 10戦4勝[4-3-1-2]
前走時馬体重 490kg
詳細
寸評

最新の写真は22年エプソムC時
骨格全体のバランスに対して、やや背中は長め。父エピファネイアの因子をしっかりと受け継いでいる印象がある。後肢の飛節は緩やかにカーブしていて、バネ感が強く、筋肉の発達も目立つ。鋭い末脚を発揮できる、良質な瞬発力を秘める。トモは横幅が広く、キングマンボ系の母父ワークフォースの血も影響した造り。広い東京コースでの差し比べはこの馬にとって一番合っているはずだ。

やーしゅん
持続力と瞬発力のバランスに長け、特に後躯は発達が目立ち、いい脚を長く繰り出せるのが本馬の長所です。東京コースでの末脚勝負は得意で、エプソムC時の立ち写真を見ても分かるように、皮膚は薄く素質は重賞レベル。巻き返しに期待したい1頭です。

アイアンバローズ

牡5
[栗]上村厩舎

レース適性星
仕上がり星
オルフェーヴル
パレスルーマー
母父:Royal Anthem
通算成績 20戦4勝[4-5-3-8]
前走時馬体重 492kg
詳細
寸評

四肢をスラっと長く見せていて、腹周りのムダ肉も少なく、全体にシャープな印象のある馬体。道中のエネルギーロスが少なそうで、中長距離への高い適性を感じさせる。胴は窮屈すぎず、同時にまとまりもあって、瞬発力も秘める。後肢の飛節も緩やかにカーブしていて、バネが利く。決め手勝負も苦にしないタイプだ。比較的、休み明けから仕上がりやすい馬で、今回も3ヶ月半ぶりながら余分な肉が付いていない。薄っすらと肋骨が浮き上がっている。筋肉のボリューム感、張り感は使って良化の余地を残しつつも、秋初戦としては上々のデキ。

アリストテレス

牡5
[栗]音無厩舎

レース適性星
仕上がり星
エピファネイア
ブルーダイアモンド
母父:ディープインパクト
通算成績 17戦4勝[4-6-0-7]
前走時馬体重 488kg
詳細
寸評

骨格のバランスが整っている、好馬体の持ち主。比較的どんな流れでも力を出せるタイプではあるものの、父は持続力勝負を得意としたエピファネイアで、本馬も胴周りは窮屈に見せない。後肢の飛節も中間~直飛に近く、ストライドが綺麗に伸びるため、長くいい脚を繰り出せる。広いコースは本質的に合っているはずだ。距離も2400m前後がベスト。繋ぎが短めなので、馬場が渋っても対応可。4ヶ月半ぶりでも馬体の緩みはさほど見せておらず、スッキリと仕上がっている。筋肉の輪郭も浮いていて、近走不振でもフィジカル面に不安は感じない。

ウインマイティー

牝5
[栗]五十嵐厩舎

レース適性星
仕上がり星
ゴールドシップ
アオバコリン
母父:カコイーシーズ
通算成績 15戦4勝[4-1-1-9]
前走時馬体重 484kg
詳細
寸評

背中が長く見える胴長の体型。胸も縦幅があって深さがあり、心肺機能の高さが窺える。四肢もスラっと見せていて、2400mでの勝ち星はないものの、中長距離適性は高い。スパッと切れるタイプではないが、先行して長く脚を使える点が長所で、持続力・持久力に優れている。先行して抜け出すスタイルがベストで、積極的な競馬でこそ本領を発揮する。芦毛で馬体の輪郭は掴みづらいものの、中間熱心にプールで調整されている効果か、休み明けでも腹周りはスッキリ。秋初戦から動ける態勢に整っている。

マイネルファンロン

牡7
[美]手塚厩舎

レース適性星
仕上がり星
ステイゴールド
マイネテレジア
母父:ロージズインメイ
通算成績 36戦5勝[5-5-3-23]
前走時馬体重 474kg
詳細
寸評

骨量・筋肉量が豊富で、見た目にパワフル。母父がダートで活躍馬を輩出しているロージズインメイで、本馬はその特徴を受け継ぎ、腹袋がふっくらと発達している。上がりの掛かる、タフな競馬が得意なタイプで、荒れた馬場・持続力勝負でこそ真価を発揮する。ある程度ペースが流れることが、好走の条件といえそうだ。体型的にも2200~2400m辺りが一番合っている印象。今季は状態が安定しており、今回も毛艶は黒光りして、見た目に体調が良さそう。薄っすらと肋骨も浮いていて、休み明けとしては及第点以上の仕上がり。

レッドガラン

牡7
[栗]安田隆厩舎

レース適性星
仕上がり星
ロードカナロア
ダンスオンザルーフ
母父:シンボリクリスエス
通算成績 25戦7勝[7-1-5-12]
前走時馬体重 518kg
詳細
寸評

かなりの大型馬ながら全体に余分な肉が付いておらず、シャープなフォルム。父は短距離王のロードカナロアでも、本馬は胴周りに伸びがあって、四肢も長め。中距離馬といえるシルエットで、今回は初の2400m戦でも立ち回り次第で対応はできそう。軽さがある一方で、発達した胸前やパンと張ったトモなど、父方の影響も感じられる。蹄は薄く、開幕週の綺麗な馬場は合っていそう。いつも気配良く見せるタイプではあるものの、今回も肌ツヤの良さが伝わってきて、体調はいい。夏に一度使っている分、緩んだところもなく、馬体も締まっている。

イチオシ馬

ボッケリーニ

牡6
[栗]池江寿厩舎

レース適性星
仕上がり星
キングカメハメハ
ポップコーンジャズ
母父:ダンスインザダーク
通算成績 20戦6勝[6-6-2-6]
前走時馬体重 464kg
詳細
寸評

筋肉質な馬体だった全兄ラブリーデイと比較して、本馬は全体的にシャープな印象がある。素軽さが勝っていて、より瞬発力勝負に向いている印象。外回りコースはプラス材料だ。年齢を重ねてトモのボリューム感が増し、徐々に力強さも感じられるようになってきた。骨格のバランスが良く、腹周りに余分な肉が付いていないので、道中スタミナを消費しづらい。2400mもベストの距離といえそう。比較的使いつつ良くなる馬ではあるものの、今回は4ヶ月ぶりながら体つきは締まっている。1週前にハードに追われており、乗り込み量も豊富。

やーしゅん
長らく中距離路線を歩んできましたが、近2走で距離を延ばして素質開花。シャープな馬体で中長距離への適性は高く、また胴周りにもまとまりがあるため、鋭い決め手を秘めている点も安定した走りを披露できる要因の一つ。休み明けでも緩みなく仕上がり、いきなり勝ち負けできると見ました。
特注馬

ヒンドゥタイムズ

セ6
[栗]斉藤崇厩舎

レース適性星
仕上がり星
ハービンジャー
マハーバーラタ
母父:ディープインパクト
通算成績 16戦5勝[5-3-3-5]
前走時馬体重 462kg
詳細
寸評

最新の写真は22年中山金杯時(回避)
胴周りに伸びがあって、全体にスラっとしたフォルム。2000m以下を使われてきたが、立ち回りと折り合い一つで2400m戦もこなせるはず。筋肉の質感は柔軟性があり、6歳馬でも硬さを見せていない。繋ぎは短めで立ち気味、当日雨が残るような馬場状態になっても、苦にせず走ることができるだろう。後肢の飛節は緩やかにカーブしていて、バネ感がある。溜めが利けば鋭い脚を繰り出せるタイプだ。当週の追い切りでも体を上手に使えており、立ち姿での比較こそできないが、状態は上向いている印象。

やーしゅん
今回は初の2400m戦となりますが、体型的には十分にこなせそうです。馬場が渋ったとしても問題ない脚元の構造も、日~月曜日の天気予報を見る限り、魅力的に映ります。小倉記念は去勢明けながら2着と好走。稽古での動きは良化している印象で、折り合いも良好。再度人気薄での激走に期待です。
出走予定馬すべての立ち写真が掲載されるとは限りません。
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