※イチオシ馬&特注馬は1/24(金)に更新します!

AJCC

プロキオンS

  • 1/25()夕方発行
    東京スポーツ(AJCCの予想を掲載)
  • 1/25()13:30頃~
    ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部前半
    (中山7~9Rパドック解説)

アラタ

牡8
[美]和田勇厩舎

レース適性星
仕上がり星
キングカメハメハ
サンシャイン
母父:ハーツクライ
通算成績 26戦7勝[7-1-3-15]
前走時馬体重 474kg
詳細
寸評

父似でトモの横幅が広く、肉付きがいい。クビはやや太く、肩周りの筋肉は盛り上がっていて、前躯の発達も目立つ。胴詰まりのバランスで、後肢の飛節は折りの深い「曲飛」の構造。水準級の馬格にまとまっていて、小回りコースを器用に立ち回れる機動力を秘めている。腹袋はふっくらと見せボリューム感があり、本質的には時計を要する馬場でこそ、良さが活きる印象。8歳馬でも筋肉の張りは上々で衰えは微塵も感じさせない。銭型模様が薄っすらと浮いて、体調はかなり良さそう。

コスモキュランダ

牡4
[美]加藤士厩舎

レース適性星
仕上がり星
アルアイン
サザンスピード
母父:Southern Image
通算成績 12戦2勝[2-4-0-6]
前走時馬体重 504kg
詳細
寸評

父アルアインと似たボリューム感のある馬体。腹袋は大きめで、上がりの掛かる消耗戦も苦にしない。背中周りに伸びがあり、トモも横幅が広く、一瞬の切れよりもスピードを持続させる競馬が得意。中山芝2200mへの適性は高く、筋肉量豊富で高速馬場にも対応は可能。冬場の出走で、腹周りの冬毛が少し伸びているため、前回との写真比較でややふっくらと見せる。筋肉の張りは良化の余地を残すも、毛艶そのものは悪くなく、状態面に不安なし。

ダノンデサイル

牡4
[栗]安田翔厩舎

レース適性星
仕上がり星
エピファネイア
トップデサイル
母父:Congrats
通算成績 7戦3勝[3-0-1-3]
前走時馬体重 520kg
詳細
寸評

大柄な骨格でバランスが整っており、筋肉量も豊富で見栄えのする馬体。トモの横幅が広く、高速馬場でもスピード負けはしないはず。筋肉の質感、関節の可動域に柔軟性が感じられ、父由来の持続力と、速い脚も繰り出せる、総合力の高いタイプだ。冬時季もあり、菊花賞・有馬記念の写真と比較すると、やや毛艶は落ち気味。前走のコンディションが非常に良く映ったので、それ以上とはいかないが、筋肉の張りは維持できており、力は出せる。

ディープモンスター

牡7
[栗]池江寿厩舎

レース適性星
仕上がり星
ディープインパクト
シスタリーラヴ
母父:Bellamy Road
通算成績 19戦5勝[5-4-2-8]
前走時馬体重 468kg
詳細
寸評

骨格のバランスに対して四肢が長く、全体に余分な肉が少ない、素軽いフォルム。中長距離への適性が高い馬体構造。1ハロンの距離延長は好材料か。後肢の飛節は中間からやや直飛寄り、ストライドは綺麗に伸びる。瞬発力と良質な持続力を秘めている印象。中山コースの中でも、外回りの2200mは合いそうなイメージ。7歳馬でも馬体は充実していて、半腱半膜様筋のスジが浮いているように筋肉の張りは上々。

ビザンチンドリーム

牡4
[栗]坂口智厩舎

レース適性星
仕上がり星
エピファネイア
ジャポニカーラ
母父:ジャングルポケット
通算成績 6戦2勝[2-0-0-4]
前走時馬体重 456kg
詳細
寸評

馬格はコンパクトでも、脚長で骨格のバランスが整っている。飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」の構造で、ストライドの大きな走りをする馬。本質的には広いコースが合う印象で、小回りの中山でも外回りコースなら力を発揮できそう。余分な肉が付きづらい体型ゆえ、長距離への適性が高い。高速馬場への対応がカギ。馬体の張りは良化の余地を残すが、3ヵ月ぶりの出走でも太め感はなくシャープに引き締まっている。

レーベンスティール

牡5
[美]田中博厩舎

レース適性星
仕上がり星
リアルスティール
トウカイライフ
母父:トウカイテイオー
通算成績 11戦5勝[5-2-1-3]
前走時馬体重 480kg
詳細
寸評

父リアルスティールよりもスッキリとしたフォルム。父の産駒は硬く映るタイプも多いが、本馬は母父トウカイテイオーの影響もあり、筋肉の質感に柔軟性を秘める。距離は2000~2400mまでこなせるイメージ。胴に伸びがあって跳びが大きい。持続力に優れていて、中山芝2200mは重賞2勝を挙げている舞台。今開催の高速馬場もこの馬にとって好材料。天皇賞(秋)以来でも後肢の下腿部に血管が浮き上がり、筋肉の張りがいい。力を出せる状態に仕上がっている。

イチオシ馬

ボルドグフーシュ

牡6
[栗]宮本厩舎

レース適性星
仕上がり星
スクリーンヒーロー
ボルドグザグ
母父:Layman
通算成績 13戦3勝[3-3-3-4]
前走時馬体重 516kg
詳細
寸評

筋肉の質感がしなやかで、全体にシャープな印象のある、中長距離向きの体型。四肢は長めで関節の可動域も広く、跳びは大きい。後肢にはバネ感があり、エンジンが掛かれば長くいい脚を繰り出せる。繋ぎは長めで、綺麗な馬場のほうが力は発揮できそう。持続力が要求される中山芝2200mは持ち味を活かせる舞台。チャレンジCをひと叩きした今回は毛艶と筋肉の張りが抜群にイイ。休む前より良く見せるくらいで、上積みは大きい。

やーしゅん
中山芝2200mは外回りコースで持続力が要求される舞台。しなやかで跳びの大きい走りをする本馬にとって適した舞台といえます。長期休養明けをひと叩きされ、毛艶や筋肉の張りは上々。実力馬の復活に期待します。
特注馬

マテンロウレオ

牡6
[栗]昆厩舎

レース適性星
仕上がり星
ハーツクライ
サラトガヴィーナス
母父:ブライアンズタイム
通算成績 20戦3勝[3-2-1-14]
前走時馬体重 482kg
詳細
寸評

最新の写真は24年天皇賞(春)
母の父ブライアンズタイムの影響で、ボリューム感のある体型。腹袋が大きく、末脚は切れづらいが上がりを要するような底力勝負で真価を発揮する。スタミナは秘めているが、パワフルな体型であるため距離は2000m前後がベスト。ハーツクライ産駒で背中周りは長く、持続力勝負に強いタイプで、中山コースでの好走実績はないが本質的に向いている舞台といえそう。

やーしゅん
母の父が強く発現したパワフルな馬体で、切れ味勝負よりも持続力比べに強いタイプ。昨年の日経賞では前年の有馬記念を上回るペースで逃げて勝ち馬から0.2秒差4着と中身の濃い走りを見せているように、中山での好走実績はありませんが、力を発揮できる舞台と考えています。

オメガギネス

牡5
[美]大和田厩舎

レース適性星
仕上がり星
ロゴタイプ
スタートアップ
母父:ハービンジャー
通算成績 10戦4勝[4-3-1-2]
前走時馬体重 494kg
詳細
寸評

丸みのある、筋肉量の多い馬体。長躯短背でバランスが整っていて、肉付きはいいが筋肉の質感は柔らか。安定して先行できるスピードと、溜めが利く伸縮性を兼ね備えている。父ロゴタイプ×母の父ハービンジャーと芝向きの血統馬であることから、素軽い体型に出ている印象。ゆえに、本質的には脚抜きのいい馬場、軽いダートのほうが合っているタイプか。みやこS1週前の立ち姿よりも毛艶、筋肉の張りは良く見せて、リフレッシュ効果が窺える。

カズペトシーン

牡5
[栗]池添学厩舎

レース適性星
仕上がり星
ルーラーシップ
レゼトワール
母父:ファスリエフ
通算成績 14戦4勝[4-2-3-5]
前走時馬体重 496kg
詳細
寸評

骨格の大きさに対して、筋肉量が非常に多いパワフルな馬体。やや腰高に映るバランスは父ルーラーシップ譲りだが、盛り上がるように発達した胸前や太いクビさしは、母の父ファスリエフの影響が強いと考えられる。後肢の飛節は真っ直ぐに伸びた「直飛」で、ストライドが伸びる走法。前後の連動性に優れつつ、長くいい脚を繰り出すことが可能。筋肉の輪郭がハッキリと浮き上がっていて、充実ぶりが窺える立ち姿を披露している。

サンライズジパング

牡4
[栗]音無厩舎

レース適性星
仕上がり星
キズナ
サイマー
母父:Zoffany
通算成績 12戦4勝[4-1-2-5]
前走時馬体重 520kg
詳細
寸評

骨格のサイズが大きい上に、筋肉量が豊富でパワフルな馬体。繋ぎは短く、角度が立っていて、芝でも勝ち星のある馬だが、本質はパワーを活かせるダート向き。四肢が長い体型で一完歩が大きく、広いコースで外を回す形がこの馬の力を引き出す。小回りの中京では引き続き立ち回りがカギになる。時季的に毛艶は前走ほどではないものの、馬体が緩んだ印象はなく、筋肉の張りはキープできている。

ドゥラエレーデ

牡5
[栗]池添学厩舎

レース適性星
仕上がり星
ドゥラメンテ
マルケッサ
母父:オルフェーヴル
通算成績 17戦2勝[2-3-3-9]
前走時馬体重 512kg
詳細
寸評

クビは短めで太く、前躯の筋肉や腹袋の発達が目立つ。パワフルな体つきに加えて、繋ぎは立ち気味。元来パワー型で、古馬になって肉付きがさらに良くなっている。前走は差して好走しているが、後躯にボリューム感があるため、本質的にはスピードを活かす形に持ち込みたいタイプ。全体のバランスに対して、胸が深く、心肺機能は高い。前走比で大きな変化は感じられないが、状態面は維持していて、力は発揮できる。

ミッキーヌチバナ

牡7
[栗]高橋亮厩舎

レース適性星
仕上がり星
ダノンレジェンド
ヌチバナ
母父:キングカメハメハ
通算成績 21戦5勝[5-2-6-8]
前走時馬体重 518kg
詳細
寸評

500キロを優に超える大型馬で、肩周りの筋肉はダートの活躍馬らしくパワフル。一方で、前躯に対して後躯は斜尻でやや薄く見せる。ゆえに、スタートダッシュは遅めで、終いを活かすレーススタイルが定着している。飛節の折りは深いが、関節が伸びるためストライドは大きい。長躯短背でタメの利くバランスをしていて、ある程度の位置で流れに乗りたいところ。冬場でも毛艶は上々で、腹周りもスッキリと仕上がっている。

イチオシ馬

サンデーファンデー

牡5
[栗]音無厩舎

レース適性星
仕上がり星
スズカコーズウェイ
ファーストレディ
母父:スマートボーイ
通算成績 18戦5勝[5-2-2-9]
前走時馬体重 528kg
詳細
寸評

軸狭めの立ち姿ではあるが、それを差し引いてもかなり腰高に映るバランス。前肢が短く、重心は前傾している。後肢の飛節は地面と垂直に近い角度の「直飛」であり、関節が伸びるためストライドは非常に大きい。ゆったりとした大跳び走法が本馬の特徴。ゆえに上がり勝負になると苦しいが、スピードの持続力は相当で、上がりを要する消耗戦でこそ持ち味が活きる。前走との比較はできないが、大型馬でも太め感なく引き締まり、皮膚を薄く見せているように、筋肉の張りも上々。

やーしゅん
中京ダ1800mは基本的に先行有利な舞台。前重心で持続力に秀でた本馬は強気な先行策でこそ、持ち味が活きるタイプです。中京コースでの勝ち星はないものの、昨夏の名鉄杯ではハイペースを先行してタイム差なしの3着と好走。力を付けた今回は注目の一戦と見ています。
特注馬

ディープリボーン

牡5
[栗]四位厩舎

レース適性星
仕上がり星
ホッコータルマエ
メイショウアリス
母父:マンハッタンカフェ
通算成績 10戦4勝[4-3-0-3]
前走時馬体重 468kg
詳細
寸評

母の父マンハッタンカフェの影響か、四肢に長さがあって、筋肉の質感はしなやか。関節の可動域が広く、パドックでは馬体を大きく使った躍動感のある動きが目立つ。後肢の飛節はややカーブして曲飛寄りの構造をしているが、関節がしっかりと伸びて繋ぎが柔らかいため、ストライドは大きく、持続力に秀でている点が本馬の長所。決め手勝負よりも、長く脚を繰り出す展開に持ち込めれば好走可能。

やーしゅん
しなやかな馬体と動きが目立ち、持続力勝負に長けた先行タイプ。左回りのほうが走りはスムーズで、中京コースは4戦して①①②①と連対率100%をマークしている得意な舞台。好位置が取れれば巻き返しも十分に期待できます。
出走予定馬すべての立ち写真が掲載されるとは限りません。
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