※イチオシ馬&特注馬は2/21(金)に更新します!

  • 2/22()夕方発行
    東京スポーツ(フェブラリーSの予想を掲載)
  • 2/22()14:30頃~
    ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
    (東京10~12Rパドック解説)
  • 2/23()14:30頃~
    ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
    (東京10~12Rパドック解説)

ウィリアムバローズ

牡7
[栗]上村厩舎

レース適性星
仕上がり星
ミッキーアイル
ダイアナバローズ
母父:シンボリクリスエス
通算成績 20戦8勝[8-5-1-6]
前走時馬体重 500kg
詳細
寸評

全体に素軽く、シャープに見せていた若い頃と比較して、筋肉量がアップして力強い馬体に成長。四肢を長く見せ、ストライドが大きく、良質な持続力を秘めている。たくましさは増しているものの、本質的には中距離がベストのタイプ。1600m戦で自分の形に持ち込めるかがポイント。時季的なモノもあって、毛艶は前回のほうが見栄えする。昨秋以来の出走となるが、太め感はない。筋肉の張りはまだ良化の余地を残しているものの、力を発揮できる状態にありそう。

エンペラーワケア

牡5
[栗]杉山厩舎

レース適性星
仕上がり星
ロードカナロア
カラズマッチポイント
母父:Curlin
通算成績 10戦7勝[7-2-0-1]
前走時馬体重 538kg
詳細
寸評

骨量・筋肉量が非常に豊富で見栄えのする好馬体。父ロードカナロアと同様に、トモの横幅が広く、スピードの持続力に優れている。背中は詰まり気味で、連動性に長けており、溜めが利きやすい。好位を楽に追走して、終いも速い脚を繰り出せる点が本馬の長所。パワー型で本質的には1400mがベストの印象も、1600mは十分に対応可能。脚抜きのいい、速力を問われる状況になればより有利か。前走との比較はできないが、昨秋以来でも筋肉の張りは上々。仕上がりに不安なし。

ガイアフォース

牡6
[栗]杉山厩舎

レース適性星
仕上がり星
キタサンブラック
ナターレ
母父:クロフネ
通算成績 15戦3勝[3-4-0-8]
前走時馬体重 496kg
詳細
寸評

蹄底に厚みがあり、繋ぎも立ち気味の構造。筋肉の質感は硬めで、母ナターレの特徴が馬体に表れている。飛節の角度は真っ直ぐに伸びた「直飛」で、跳びは大きいタイプ。芝ではやや切れ味不足な印象で、好位~中団で構える形ならば現状ダートがベターか。スッキリと見せるバランスは中距離向きの印象。乾いた馬場で時計を要する馬場になったほうが走りやすそう。ムダ肉の付きづらいタイプだが、今回も腹周りはシャープに引き締まり、態勢は整った。

コスタノヴァ

牡5
[美]木村厩舎

レース適性星
仕上がり星
ロードカナロア
カラフルブラッサム
母父:ハーツクライ
通算成績 9戦6勝[6-1-0-2]
前走時馬体重 496kg
詳細
寸評

長躯短背で好バランスな立ち姿。ロードカナロア産駒で筋肉量が豊富である一方、程よい柔軟性も感じさせ、体つきはしなやか。前後の連動性に優れ、溜めを利かせて鋭い脚を繰り出せる。素軽いフォルムで1600mは不安なし、過去に当コースで3勝の実績あり。冬時季ながら毛艶に光沢があって、後肢の下腿部には血管が浮き上がっている。中2週の参戦でも高いレベルで状態面は維持、充実期を迎えている印象。

サンデーファンデー

牡5
[栗]音無厩舎

レース適性星
仕上がり星
スズカコーズウェイ
ファーストレディ
母父:スマートボーイ
通算成績 19戦6勝[6-2-2-9]
前走時馬体重 526kg
詳細
寸評

かなり腰高に映るバランス。前肢が短く、重心は前傾している。後肢の飛節は地面と垂直に近い角度の「直飛」であり、関節が伸びるためストライドは非常に大きい。ゆったりとした大跳び走法が本馬の特徴。ゆえに上がり勝負になると苦しいが、スピードの持続力は相当で、上がりを要する消耗戦でこそ持ち味が活きる。前走からの大きな変化は感じないものの、引き続き筋肉の張りはキープできており、力を発揮できる状態にある。

サンライズジパング

牡4
[栗]音無厩舎

レース適性星
仕上がり星
キズナ
サイマー
母父:Zoffany
通算成績 13戦4勝[4-2-2-5]
前走時馬体重 524kg
詳細
寸評

骨格のサイズが大きい上に、筋肉量が豊富でパワフルな馬体。繋ぎは短く、角度が立っていて、芝でも勝ち星のある馬だが、本質はパワーを活かせるダート向き。四肢が長い体型で一完歩が大きく、広いコースで外を回す形がこの馬の力を引き出す。胴詰まりだが跳びの大きさが上回り、本質は中距離向き。マイル戦なら乾いた馬場で、上がりが掛かる展開を望むところ。前走と変わらない馬体を維持しており、状態は良い意味での平行線か。

タガノビューティー

牡8
[栗]西園厩舎

レース適性星
仕上がり星
ヘニーヒューズ
スペシャルディナー
母父:スペシャルウィーク
通算成績 39戦8勝[8-8-5-18]
前走時馬体重 522kg
詳細
寸評

後肢が長く、ヘニーヒューズ産駒らしい前重心のフォルム。前躯や発達した腹袋に対して、ややトモが薄く映るため、行き脚は付きづらいタイプ。胴詰まりで前後の連動性に優れ、飛節はキックした際に伸びる構造。長くいい脚を繰り出せる点が本馬の長所で、直線の長い東京コースはベストの舞台。大型馬ながら、引き締まったメリハリのある体つきで、立ち姿は素軽い。落馬競走中止した後でも馬体の張りツヤは上々で、ダメージは見られない。

デルマソトガケ

牡5
[栗]音無厩舎

レース適性星
仕上がり星
マインドユアビスケッツ
アムールポエジー
母父:ネオユニヴァース
通算成績 14戦4勝[4-1-2-7]
前走時馬体重 498kg
詳細
寸評

マインドユアビスケッツ産駒らしい、少し背中を長く見せるバランス。四肢は短めで、重心が低い。クビさしは太く短い、パワフルな構造。1600mは全日本2歳優駿以来となるが、骨格から距離短縮はむしろプラスに働きそう。前走時527キロの大型馬でも素軽さがあるため、脚抜きのいい馬場になったほうが走りやすいか。斜尻、曲飛である程度タメを作る競馬で良さが出るイメージ。後肢の下腿部には血管が浮いて、冬時季でも毛艶が良く、仕上がりは悪くない。

ドゥラエレーデ

牡5
[栗]池添学厩舎

レース適性星
仕上がり星
ドゥラメンテ
マルケッサ
母父:オルフェーヴル
通算成績 18戦2勝[2-3-4-9]
前走時馬体重 516kg
詳細
寸評

クビは短めで太く、前躯の筋肉や腹袋の発達が目立つ。パワフルな体つきに加えて、繋ぎは立ち気味。元来パワー型で、古馬になって肉付きがさらに良くなっている。近走は差す脚質に転じてきているが、後躯にボリューム感があるため、本質的にはスピードを活かす形に持ち込みたいタイプ。1600m戦での決め手比べ、スピード勝負がポイントか。毛艶はさほど目立たないが、肋骨がわずかに浮いて、ふっくらと見せつつも太め感なく引き締まっている。

ミッキーファイト

牡4
[美]田中博厩舎

レース適性星
仕上がり星
ドレフォン
スペシャルグルーヴ
母父:スペシャルウィーク
通算成績 6戦4勝[4-1-1-0]
前走時馬体重 542kg
詳細
寸評

非常に雄大な馬格の持ち主で、骨格が大きく、伴って筋肉量も豊富。半兄ジュンライトボルトよりも60キロ近く大きい体つきで、背中を長く見せる。兄は溜めて切れ味を活かすタイプだが、本馬は決め手を秘めつつも本質は持続型、一列前の好位から抜け出す競馬でこそ良さが活きる。胸も深く、心肺機能は高い。中距離向きのバランスでも、マイルは守備範囲。成長余地を残しつつも、筋肉にメリハリが感じられ、力を出せる態勢に整っている。

ミトノオー

牡5
[美]牧厩舎

レース適性星
仕上がり星
ロゴタイプ
シダクティヴリー
母父:Thunder Gulch
通算成績 15戦5勝[5-2-1-7]
前走時馬体重 514kg
詳細
寸評

胴はやや詰まり気味で、前後の連動性に優れているフォルム。トモは横幅が広く、大腿筋膜は膨らむように発達。力強いキックでスタートダッシュは速く、安定した先行力に繋がっている。前脚に長さがあってストライドは大きい。本質的には広いコースのほうが走りやすいタイプだが、マイルよりも中距離でこそスピードが活きてきそう。腹周りのラインはやや丸みを帯びているが、後躯の半腱半膜様筋にスジが浮いて、毛艶にも光沢がある。コンディションの良さが窺えるところ。

イチオシ馬

ペプチドナイル

牡7
[栗]武英厩舎

レース適性星
仕上がり星
キングカメハメハ
クイーンオリーブ
母父:マンハッタンカフェ
通算成績 23戦8勝[8-2-2-11]
前走時馬体重 534kg
詳細
寸評

横幅の広い大きなトモが特徴的。筋肉量が多く、ガッシリとした体型ではあるものの、母父マンハッタンカフェ由来の柔軟性、脚の長さがあり、胴周りにも伸びが感じられる。昨年のフェブラリーS以降、マイル戦で好成績を収めているが、本質は中距離適性の高い馬。スピードの持続力を活かす形がベストで、1600mなら乾いた馬場、タフな競馬を望むタイプ。冬時季でも毛艶が良く、チャンピオンズC以来でも馬体が引き締まって、好仕上がり。

やーしゅん
フェブラリーSは当日の馬場状態で好走しやすいタイプが異なります。乾いたダートでは中距離タイプが強く、今年も好天続きでタフな競馬を想定。骨格構造から中距離志向が強く、持続力を秘めた本馬の連覇に期待しています。
特注馬

アーテルアストレア

牝6
[栗]橋口慎厩舎

レース適性星
仕上がり星
リーチザクラウン
スターズインヘヴン
母父:ワークフォース
通算成績 23戦8勝[8-2-3-10]
前走時馬体重 476kg
詳細
寸評

最新の写真は24年チャンピオンズC
背中周りにまとまりがあり、腹周りは後躯に向かって引き締まっている。トモの仙骨は傾斜した「斜尻」で、飛節は中間的な角度から、やや直飛寄り。筋肉の質感は柔軟性を秘め、関節の可動域も広く、跳びの大きな走りをする馬。外を回って長くいい脚を繰り出せる点が本馬の長所であり、直線の長い東京コースで末脚を活かしたいところ。

やーしゅん
フェブラリーSは9年連続でメンバー最速の上がりをマークした馬が馬券に絡んでおり、馬場不問で長く脚を使える馬に注目。しなやかでストライドが伸びる本馬は持続性に長けた末脚が特徴で、直線の長い東京コースで持ち味が活きると見ました。穴としてマークしておきたい1頭です。
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