【アイビスサマーダッシュ】夏の風物詩、唯一無二の千直重賞は適性が重要!クイーンSの馬体診断も掲載
2025/8/1(金)
※イチオシ馬&特注馬は8/1(金)に更新します!
アイビスサマーダッシュ
クイーンS
- 8/2(土)夕方発行
東京スポーツ(アイビスサマーダッシュの予想を掲載) - 8/2(土)14:30頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(新潟6~8Rパドック解説) - 8/3(日)14:30頃~
ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
(新潟6~8Rパドック解説)
ウイングレイテスト
牡8
[美]畠山吉厩舎


父 | スクリーンヒーロー |
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母 | グレートキャティ 母父:サクラユタカオー |
通算成績 | 41戦4勝[4-9-6-22] |
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前走時馬体重 | 496kg |
コラソンビート
牝4
[美]加藤士厩舎


父 | スワーヴリチャード |
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母 | ルシェルドール 母父:オルフェーヴル |
通算成績 | 13戦3勝[3-1-3-6] |
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前走時馬体重 | 452kg |
前後に詰まった馬体で、胴長だった父スワーヴリチャードとはあまり似ていない。クビさしは短く、大きな馬ではないが後躯の肉付きも良好。飛節の折りも深く、骨格は短距離向き。前走はハナを切る形で好走しているが、コンパクトにまとまっていて、本来は溜める競馬のほうが持ち味は活きそう。千直よりもコーナーのある舞台が合うイメージで、立ち回りがポイント。華奢だった印象は解消され、力強さが増してきた。馬体の張りはまだ良くなりそうだが、一時期のスランプは脱したか。
テイエムスパーダ
牝6
[栗]小椋厩舎


父 | レッドスパーダ |
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母 | トシザコジーン 母父:アドマイヤコジーン |
通算成績 | 25戦6勝[6-1-1-17] |
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前走時馬体重 | 496kg |
前脚が短い体型で、重心は前傾。胴周りには伸びが感じられ、スピードの持続力を活かしてこそのタイプ。トモは横広で容量が大きく、昨年春の立ち姿と比較して、張りが戻ってきた。肩周りの筋肉は隆起しており、前躯の力強さが目立つ。レコードホルダーではあるものの、やや立ち気味の繋ぎ、厚みのある蹄から、時計の掛かる馬場への適性を感じさせる。年齢的に大きな変化は見られないものの、太めなく仕上がっていて、力を発揮できる状態にある。
ブーケファロス
牡5
[美]清水英厩舎


父 | ビッグアーサー |
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母 | クラウンデュナミス 母父:ダンディコマンド |
通算成績 | 27戦4勝[4-4-2-17] |
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前走時馬体重 | 448kg |
父ビッグアーサーと良く似た、筋肉質で胴詰まり、丸みのあるフォルム。腹袋は大きく発達しており、440~450キロ台とコンパクトな馬格の割に、立ち姿は力強くパワフル。背中を短く見せて前後の連動性に長けており、溜めてこそ良さが活きる瞬発力タイプ。勝負どころでの捌きがカギになる。長期の休みなくコンスタントに使われているが、毛艶には光沢があって体調は高次元で維持。筋肉の張りも上々で、力を出せる仕上がり。
モズメイメイ
牝5
[栗]前川厩舎


父 | リアルインパクト |
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母 | インラグジュアリー 母父:Frankel |
通算成績 | 21戦5勝[5-0-3-13] |
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前走時馬体重 | 472kg |
筋肉量が豊富で体重以上に力強さを感じさせるフォルム。トモは横広で肉付きもいい。前脚が短い分、前重心でスピードの乗りが良い。背中にも程よい長さがあり、持続力を秘めている。蹄は薄く、良馬場の時計勝負でこそ良さが出るイメージ。寒い時期は見栄えしないタイプということもあるが、春の高松宮記念時と比較しても、毛艶に光沢があって、皮膚も薄く見せているように筋肉の張りも戻っている。大敗続きでも状態は決して悪くない。

ピューロマジック
牝4
[栗]安田翔厩舎


父 | アジアエクスプレス |
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母 | メジェルダ 母父:ディープインパクト |
通算成績 | 13戦4勝[4-2-1-6] |
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前走時馬体重 | 454kg |
450キロ台のコンパクトな馬でも後躯の発達が目立ち、蹄も薄いことからスピード勝負は得意。前肢が短く、前傾姿勢になりやすいことからスピードの乗りが非常に良い。ヘニーヒューズ系特有の背中が長いシルエットで、持続力を活かしてこそ良さが活きてくる。前走は控える形で善戦したが、新潟千直の舞台なら持ち前のダッシュ力を活かしたほうが有利か。海外帰り、休み明けでも皮膚を薄く見せるように、筋肉の張りは抜群。毛艶も光沢があって仕上がりは良好。


クムシラコ
牡7
[美]千葉厩舎


父 | ディスクリートキャット |
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母 | デイドリーマー 母父:ネオユニヴァース |
通算成績 | 43戦4勝[4-2-5-32] |
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前走時馬体重 | 468kg |
馬格は水準級も筋肉量は豊富で、全体に肉付きがいいタイプ。腹周りにボリュームがあり、底力を要するような消耗戦が合っているイメージ。前肢は短めで重心が低い。後肢の飛節は折りの深い「曲飛」の構造で、胴周りにはまとまりがあり、筋肉の質感は柔軟で関節の可動域も広い。一瞬の決め手を活かした競馬が得意で、溜めを利かせることができれば一発あっても。

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豊かな腹袋を持つ、重心の低いパワータイプ。トモの横幅は容量があり、スピードを持続させる競馬が得意な印象。タフな消耗戦でこそ持ち味が活きる。蹄が薄いので道悪より良馬場向きの印象も、重厚感のある体型から千直コースでは多少時計を要する競馬になってほしいところ。前走の函館スプリントSでは20キロ体重を減らしていたが、今回は程よくボリューム感があり、細くは映らない。やや目の周りの黒ずみは気になるが、筋肉の張りは良化している。