【オールカマー、神戸新聞杯】G1を見据える重要なステップレースに有力馬が集結!
2025/9/19(金)
※イチオシ馬&特注馬は9/19(金)に更新します!
オールカマー
神戸新聞杯
- 9/20(土)夕方発行
東京スポーツ(オールカマーor神戸新聞杯の予想を掲載) - 9/20(土)14:00頃~
ラジオ日本「土曜競馬実況中継」午後の部後半
(中山10~12Rパドック解説)
ドゥラドーレス
牡6
[美]宮田厩舎


父 | ドゥラメンテ |
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母 | ロカ 母父:ハービンジャー |
通算成績 | 11戦5勝[5-2-2-2] |
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前走時馬体重 | 500kg |
筋肉量が豊富で骨格のバランスも整っている好馬体の持ち主。ポテンシャルの高さが窺える。後肢の飛節は緩やかにカーブした構造で、前後のまとまりも感じさせる体型。四肢に長さがあって跳びは大きい。本質的には広いコース向きの印象だが、中山でも外回りの2200mならゆったりと加速して持続性のある末脚を存分に発揮できそう。日当たりの関係で毛艶は前走に比べ目立たないが、馬体は引き締まっており、力を発揮できる状態に仕上がった。
フェアエールング
牝5
[美]和田郎厩舎


父 | ゴールドシップ |
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母 | マイネポリーヌ 母父:スペシャルウィーク |
通算成績 | 19戦5勝[5-3-1-10] |
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前走時馬体重 | 462kg |
全体にシャープな印象を受けるが、胸前から肩周りの発達は上々。付くべきところにしっかりと筋肉が付いている。やや前肢は短め、飛節は角度の深い「曲飛」で、回転を速めることも可能。器用な立ち回り、自在に動けるタイプで、小回り向きの印象。ただし背中に一定の長さがあって持続力も兼備。距離延長は課題も、外回りは十分に対応できそう。太めなく引き締まっていて、仕上がり・体調面は問題なし。
ヨーホーレイク
牡7
[栗]友道厩舎


父 | ディープインパクト |
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母 | クロウキャニオン 母父:フレンチデピュティ |
通算成績 | 14戦5勝[5-1-4-4] |
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前走時馬体重 | 526kg |
仙骨が傾斜した「斜尻」と真っ直ぐに伸びた「直飛」は父ディープインパクト譲り。後肢が長く、腰高に映るフォルム。前重心のバランスで、蹄は薄いながらも、グリップ力が高い。馬場不問で力を発揮できそう。筋肉量が多いので高速決着にも対応可能。比較的、舞台を問わずに力を出せる馬だが、中山外回りは持続力勝負になりやすく、適したコースといえる。7歳馬でも肌ツヤの良さが目立ち、立ち姿は見栄えがする。休み明けでも仕上がりに不安なし。
レガレイラ
牝4
[美]木村厩舎


父 | スワーヴリチャード |
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母 | ロカ 母父:ハービンジャー |
通算成績 | 9戦3勝[3-0-1-5] |
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前走時馬体重 | 478kg |
背中を長く見せる胴長の体型と、折りの深い飛節は父スワーヴリチャード似。牝馬らしいしなやかさ、柔軟性を感じさせるフォルムで、鋭く切れる脚、瞬発力が本馬の武器。体型的に中長距離適性は高い。高速決着への対応がポイントも、3歳時より幅が出ており、流れひとつ。道悪は苦にしない印象で、雨が降れば相対的にパフォーマンスアップに繋がるか。休み明けでも皮膚を薄く見せて、春先よりも筋肉の張りは良く見せるくらい。力を発揮できる仕上がり。

ホーエリート
牝4
[美]田島俊厩舎


父 | ルーラーシップ |
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母 | ゴールデンハープ 母父:ステイゴールド |
通算成績 | 12戦2勝[2-3-1-6] |
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前走時馬体重 | 480kg |
父ルーラーシップ譲りで、胴をゆったりと見せる体型。馬体のバランスが整っていて、スッキリとした体つきで重たく見せず、中距離向きの体型。蹄底には厚みがあり、重馬場で初勝利を挙げているように道悪でも能力を落とさずに走ることができるタイプ。前肢に長さがあり、ゆとりのある背中周りからも、持続力を要求される中山芝2200mへの適性は高そう。1年前の立ち写真と比較して、筋肉の輪郭がハッキリと浮いて、完成度が高まっている。毛艶も上々で、好仕上がり。


コスモキュランダ
牡4
[美]加藤士厩舎


父 | アルアイン |
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母 | サザンスピード 母父:Southern Image |
通算成績 | 15戦2勝[2-4-1-8] |
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前走時馬体重 | 498kg |
父アルアインと似たボリューム感のある馬体。腹袋は大きめで、上がりの掛かるような消耗戦も苦にしないタイプ。背中は長めでトモは横幅が広く、一瞬の切れよりもスピードを持続させる競馬が得意。ロングスパート勝負になりやすい中山芝2200mへの適性は高そう。成長力が課題も、高速決着に対応できる下地はある。元の体型を考慮しても少し余裕ありで、筋肉の張り具合はまだ良化の余地を残しているが、薄っすらと銭型模様が浮き上がっていて、代謝の良さが窺える。

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横広のトモは父ロードカナロア譲りだが、全体にスッキリ見える立ち姿で、母方の血も馬体に表れている印象。母父マンハッタンカフェの影響か、中長距離への適性が高い。後肢の飛節は真っ直ぐに伸びた直飛の構造で一完歩のストライドが大きい。ゆったりと運べる、中山外回りコースは合っている舞台。昨年のアルゼンチン共和国杯以来、10ヶ月ぶりの実戦でも太め感はない一方、筋肉の張りと毛艶には良化の余地を残している。