季節外れの5月台風がやってきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?世間ではゴールデンウィークが終わり、少しづつ「1週間って長いなぁー」といった声が挙がってきているのではないでしょうか。さて、そんな中、沢山の競馬ニュースが入ってきましたね。まずは、何と言ってもハープスターの電撃引退ですね。歴代の名馬と肩を並べても見劣りしない能力を活かし、現役時代には桜花賞を勝利し、凱旋門にも挑戦した名馬だったと思います。本心を言えば、もっとG1は勝てたのではないかとも思いますが、勝負事に絶対はありませんので、仕方なかったのかもしれませんね。

ハープスター

その他には競馬ラボファミリーで、以前、私の家にも遊びに来てくれた中谷雄太騎手が美浦から栗東所属へと変更しました。現在では、矢作厩舎の手伝いをしながら、少しづつ結果を残しているだけに、この決断は前へ進むために彼にとっては大きなものになると思います。皐月賞当日には福島で騎乗した後、矢作先生の応援のために中山競馬場まで移動してくる程、男気に溢れた騎手ですしね。きっと、そう言った男気も栗東での評価を上げてくれると思います。頑張れ中谷君!!

それでは先週の競馬を振り返りましょう。先々週は天皇賞ではなく典王賞だったか!?と強引且つ、見事な騎乗でG1を制覇した典ちゃんが先週もクラリティスカイでやってくれました。今回行われたNHKマイルCでは実に正攻法で馬の能力を引き出しましたね。昔から天才肌で評価されていた典ちゃんですが、ここ2週は恐ろしいほど全てを見越したレース運びをしており、まさに天才ではなく典才なレースを見せてくれています。

クラリティスカイ

レースはスタート後、スッと逃げる馬の後ろに入れると、いつもの典ちゃんなら我慢せずに出すところでもひたすらに手綱を引きながら馬に我慢をさせると、直線に入り、先頭に踊りでたアルビアーノを見事交わし2週連続でのG1制覇となりました。バレットをしている次男と騎手学校に入学している三男も応援に駆けつけていたらしく、当日は母の日でしたが、2週連続のG1勝ち星でハハ→パパの日になったと思います。息子さん達もパパの偉大なる勝利には、感動したでしょうね。

2着に敗れたとは言え、アルビアーノは本当に強い内容でしたね。今まで逃げてレースをしており、自在性を見せるように今回は2番手でレースを進め、直線から抜け出した時には、思わず牝馬で3歳マイルを制した!とすら思ってしまいましたからね。距離的にはマイルが向いていそうですし、来年のヴィクトリアマイルでは本命にしても良いかもしれませんよ。あとは、今後にどれだけの成長力があるか、そこが鍵になるでしょうね。

しかし、来年の話の前に、今年のヴィクトリアマイルが行われますよ。なんと言っても注目を集めるのは、引退したハープスターを負かし、今年の中山記念ではロゴタイプの内を付き、2頭の皐月賞馬を差しきったヌーヴォレコルトが出馬してきます。牡馬を倒した、あの走りを見ると牝馬でも敵なしか?と思いますが、今回、そこに待ったをかけそうなのが、私がずっとマイルで使って欲しいと言っていたディアデラマドレになりそうです。母のディアデラノビアは残念ながらG1勝ちはなかっただけに、ここで母の因縁を晴らし、見事1週間遅れの馬名になっているははの日に華を添えることができるかも注目です。そして、私の本命もやはり、その2頭になりますね。

その他にもショウナンパンドラストレイトガールなどの有力馬がいますが、私がその2頭以外に注目しているのはタガノエトワールベルルミエールになります。意外な2頭かなと思われるかもしれませんが、若駒から気になっていた2頭だけに、どこまで馬が成長しているかにも注目したいですからね。注目のG1月は、やっとここで折り返し!まだまだ続くG1に向け、はは→ぱぱ→ぱんぱんと財布が膨れあがることを願っていますね!